非能力者の僕は幻の能力者でした 4話目
前回のあらすじ
5人のシェアハウスに着いた水。 早速筆記、実技テストを受け 水の才能を確かめた。 しかしどうしても能力科のみ上手くいかずどうしようかと悩んでいると卒業生のうちの一人が幻の能力について質問する。
水は知っていると答え、1度だけ実践してみる事に。すると…… 能力の分かった水は、人並みまで使いこなせるように訓練を行って行く事に……
どぞ
翌日...
s.
よし…水くん、準備はええ?
h.
はいっ!もうバッチリです!
i.
よっしゃ、んじゃこれから瑞の訓練始めるな!
l.
まずは、赫とのコントロール訓練!
l.
あわよくば、今よりもっと遠くに
l.
呪文を打てる、遠距離までいきたいけど……
h.
よろしくお願いします!
y.
俺らは少し離れた所で見とくからな〜!
l.
よし…、瑞っち 初めてみて
h.
はい…スゥ…幻呪文!
シュバッ!
ズドンッ
n.
...なるほど…5mか…
l.
でも凄いよ!全くと言って良い程初めてなのに
l.
目標に向かってまっすぐ打てるのは!
h.
本当ですかッ?ありがとうございます!
l.
流石幻の能力者って所もあるかな?
l.
さっ!続けてみよう!
l.
次の1回で…一旦終わりにしよっか……
h.
はい…ッ……スゥ…幻呪文
シュバッ!
ヒューー…
ズドンッ!
l.
おーい!桃くーん!何メートルー?
n.
えっとね〜…18m!
h.
18m?!凄い…
l.
うん!ここまで伸ばせて、
l.
楽に距離を掴めたら最高だよ!
l.
これで、赫の訓練は終わりっ!
h.
えっ?…あっ、ありがとうございました!
s.
次は僕と幻の能力に関する魔法薬を
s.
作ってみよか!水くん、魔法薬は得意?
h.
…はい、殆どの魔法薬は作れるつもり…です!
s.
よっしゃ!今は天気も上場やし外で作ってみよ!
h.
はいっ!
s.
……ほんまに魔法薬は殆ど作れる言うとるけど…
h.
あ…あはは……
s.
この短時間で…
s.
...完璧に作れてまうとは…
n.
えっ、水凄ぉ……
i.
これ、成人の魔法使いでも高難易度なんに…。
y.
なぁ桃、これだけ行けるんやったら、
y.
6年から習うやつも出来るんとちゃうん?
n.
確かに……今からになるけど、やってみる?
h.
えっと…お願いしても良いですか?
n.
もちろん!ちょっと準備するから待ってね
n.
はい!準備完了。
n.
6年から習う…無言呪文って言うんだけど、
n.
これは戦闘では相手を油断させられるから
n.
本当に有利になるんだけど、その分習得も
n.
難しいって思ってて。出来なくて元々だからね?
h.
は…はいっ!
s.
ちなみに、もう水くんは3年生で習うとこまで
s.
完璧に出来とるんやけど、
s.
今からは、3年を越えようとしとるけんね?笑
h.
う…うはぁ……笑
n.
まぁ…やってみよう!
夕方...
n.
…時間的にも…、次が最後かな
h.
はい…
n.
さぁ……やってみて、総復習だと思って。
h.
はい!スゥ……スッ…!(杖降る
シュバッ!
シュドンッ!
n.
…成功…だよ!
h.
…!やった!
i.
凄いやん瑞!
l.
桃くんなりの教え方であそこまで行けるとは!
n.
それ、どういう意味?
s.
まぁまぁ……
y.
詳しい事は、また6年でやると思うけん
y.
この事は少しでも覚えとき!
h.
はいっ!そうします!
y.
よし…、そこまで出来るようになったんなら
y.
俺らと決闘してみるんも有りやな!
h.
えっ?!決闘…ですか?!
i.
おん!青と黒対瑞でやってみよや!
h.
えぇ?!
y.
大丈夫!明日は1日練習に費やして、
y.
明後日 俺らとやってみようや!
h.
あ...あわわっ…わ
l.
どうしよう、瑞っち壊れちゃった…
s.
大丈夫、すぐ治る(?)
n.
まぁ、今日はもう家に戻ろ!
h.
はい…ブルブルッ
終わり
次回は番外編(予定)
また来週