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彼に釣り合わない私

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彼に釣り合わない私

1 - 彼に釣り合わない私

2019年03月01日

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美波

...はぁ

美波

(今日も遥斗君、かっこいいなぁ)

赤眼鏡を掛けて、図書室の窓から

サッカーしている遥斗君を見つめた。

接点もなく、彼と話すきっかけもない

私は、いつしか窓から彼を見つめるのが

日課になってしまった...

遥斗君は優しくてカッコよくて、

女子にとてもモテる。

私は彼と喋ったことも無いけど...

見ているだけで、幸せ♡

美波

(そろそろ行こうかな)

美波

...ふぅ

菜々華

どうしたの?ため息なんかついて。

美波

えっ、あ...菜々華...さん

菜々華

菜々華でいいよ。もしかして、遥斗君のこと見てる?

彼女は有栖川菜々華。

お嬢様育ちで、美人で、優しい。

そして、遥斗君のことが好き...らしい。

きゅ、急に話しかけられるなんて...

美波

え、え、ああ、うん

美波

あ、あの...さ、サッカー上手いですよね

菜々華

...そうだね。

菜々華

もしかして、美波ちゃん、遥斗君のこと好き?

可愛い顔で見つめられた。

女の私がドキッとする微笑み。

美波

も、もし好きだった...ら?

菜々華

実は、私叶実達に遥斗君のこと好きなの〜?って、誤解されてて。

菜々華

もし美波ちゃんが遥斗君のこと好きなら、協力して誤解を解こうと思ってたんだけど...

美波

(ドキン)

美波

...うん、は、はい。好き...です

美波

でも私なんか彼に釣り合わないし

菜々華

大丈夫!

菜々華さんが私の顔をくっとあげた。

菜々華

美波ちゃん、可愛いよ!

菜々華

自信持ちなよ〜?

美波

ぇあ、ありがと...

カチャ

図書室に誰か入ってきた。

貸し出しかなと思ってドアの方を見ると。

美波

はっ、遥斗君?!

菜々華

ほら、行ってきて!

美波

さっきまで、グラウンドに、いたのに...

とりあえず赤眼鏡だけはとってカウンターに向かう。

私に眼鏡は似合ってないからだ。

遥斗

あ、この本返却でいいですか?

美波

ぁあ、はい...

遥斗君と喋ってる...

美波

あのっ

遥斗

美波

えっと、あのっ、サッカー、頑張ってますねっ、いつも見てますっ

美波

(え、今私、かなり大胆なこと、言っちゃったよね...)

自分で自分に驚いた。

遥斗

ありがとう!

遥斗君が、優しい笑顔で微笑みかけてくれた。

遥斗

高崎さん...だっけ。なんか嬉しいよ、ありがとう。

美波

ぃ、いえ、私なんか...

美波

あのっ、返却出来ました!

遥斗

...そうだ、オススメの本ある?

遥斗

...あと、同級生なんだから、タメで話そ?

美波

(ヤバいっ、この笑顔っ、死ぬ...)

遠くで菜々華さんがニヤニヤ見てる。

美波

あ、ありがとう...

美波

あの、この本なんか、オススメ...

私は〈フラれたバレンタイン〉を差し出した。

美波

えっと...私みたいな、じ、地味な女の子が、遥斗君みたいな子に告白して、フラれる話...

遥斗

えっ

遥斗

でも、俺なら高崎さんのことフラないよ?

美波

...え?

遥斗

あ、ありがとう!読んでみる。じゃあ

遥斗君は図書室を出ていってしまった。

美波

...

美波

菜々華さん!!!

美波

めっちゃ、喋れました!

菜々華

凄いじゃん、美波!

菜々華

思ったより、大胆だねぇ〜

美波

そんなこと...って、美波?

菜々華

うん、私、美波って呼ぶから、菜々華って呼んで?

美波

あ、ありがとう...!!

菜々華

ていうかさ

菜々華

美波がフラれたバレンタインの説明した時

美波

、よく聞いてたね、、

菜々華

俺なら高崎さんのことフラないよって言ってたじゃん

美波

...うん。遥斗君、優しいよね。

菜々華

そういう意味じゃなくって!!

菜々華

美波に告白されたら断らずに付き合うってことじゃないの〜?

美波

へっっ

美波

違うよ!!!!

美波

こんな私、好きになるはずないし...

自分で言って胸が痛む。

美波

あの...菜々華...

菜々華

ん?

美波

私...彼のこと好きでいていいかな?

菜々華

いいに決まってるじゃん!

ちょっっっとだけ、自信がついた。

菜々華、ありがと!

あと...遥斗君、私いつか、君に告白します。

それか、されるまで待ちます。

続く!!

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