/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
シェアする/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
黒星コオリ
(どういう事だｯ…！？)
黒星コオリ
(さっきまで、…監獄に居たはずだが……)
黒星コオリ
まずいな……
黒星コオリ
(地上まであと数メートルしかないのか……)
黒星コオリ
浮遊は……(一応出来るが……上手く出来るかどうか…)
黒星コオリ
ええい！出来るかではなくやるんだろう！
黒星コオリ
地面衝突を逃れれば……何とかなるはずだ！
ほうきに乗る
黒星コオリ
クッ……!!誰かとぶつかるな…!!
黒星コオリ
叫ぶのはあまり好きじゃないが……!!
黒星コオリ
避けろ少年！！
？？
え？うわっ！？
黒星コオリ
ふぅ……間一髪だったか。
黒星コオリ
すまなかったな少年。
黒星コオリ
ん？いや、どちらかと言うと青年か…
？？
え？いや、ええ？？
？？
おいお前、何者だ。
黒星コオリ
ああ、自己紹介がまだだったな。
黒星コオリ
私は黒星コオリだ。以後よろしく
？？
ああ！俺はな……
物怪瑠衣
物怪瑠衣だ！で、こっちは探偵の…
司波仁
はぁ……司波仁だ。それよりも、アンタに聞きたいことがある
黒星コオリ
？何だ？
司波仁
さっき何で空中を飛んでいた。それに、どうして血塗れなんだ。
黒星コオリ
……目敏いな。一応隠しておいたつもりなんだが
物怪瑠衣
仁は千里眼の持ち主何だぜ！
黒星コオリ
ﾋﾟｸｯ…千里眼か…
司波仁
それがどうかしたか？
黒星コオリ
いや……少し嫌な事を思い出してな。
黒星コオリ
なんで飛んでいたか……｡説明が難しいな。
黒星コオリ
取り敢えず、そういう能力があるということにしてくれ。
司波仁
わかった。それと、お前、何歳だ？
黒星コオリ
………女性に年齢を聞くとは。失礼だな
物怪瑠衣
そうだぞ仁！
司波仁
いや。……コオリ。お前……
司波仁
女性と言えるほどの年齢じゃないだろう
黒星コオリ
ほう……なぜわかったんだ？
司波仁
顔つきでわかる。まだ幼いからな。
司波仁
見た目で言ったら……中3ぐらいか？
黒星コオリ
残念。不正解だ。
黒星コオリ
私はまだ、12歳だよ。
物怪瑠衣
12歳！？俺よりも年下じゃん…
黒星コオリ
で、仁。君が聞きたかったのは、「平日の昼になぜ子供がいる」、
黒星コオリ
と聞きたかったんだな？
司波仁
……ああ。
黒星コオリ
たしか、探偵だったよな？なら事務所とかがあるんじゃないか？
司波仁
ああ。
黒星コオリ
詳しいとこはそこで話さないか？
黒星コオリ
……外で語れるような内容じゃないしな
司波仁
わかった。着いてこい
黒星コオリ
ああ。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
