柚月
柚月
柚月
柚月
柚月
ティル
外に出てぐっと体を伸ばす
ティル
ん?あの子達?
とっくに寝ちゃったよ
そりゃあ疲れるよ
見知らぬ人間と関わるって
ティル
ティル
ティル
ティル
哀しげな彼らの瞳を思い出す
ティル
ティル
ティル
ティル
広がる夜空を見上げる
ティル
ティル
冷たい一陣の風が吹き抜ける
ティル
ティル
ティル
…………とか言ってるそばからさぁ
ティル
ぼやきながらも鳩尾に
一撃入れて沈ませる
ティル
ティル
ティル
ティル
ティル
暗殺者を消し炭にすると
家の中へと入って行った
ティル
ティル
ティル
血を滴らせながら廊下を歩いていた
ティル
あんまり使わないから奥の方か
なーんて考えてたら
スマイル
ティル
ティル
スマイル
ティル
ティル
スマイル
ティル
慣れない場所で寝れなかった
少しだけ障子を開けて
部屋の外を見たら
スマイル
血の跡があった
スマイル
部屋の中にいる皆は寝てる
怪我もしてないはず
なら、この血は………
スマイル
部屋の中にいたその人は いつも通りだった
ただ、腕から流れる血を除いて
なのになんでもないって
無理してないかもしれないけど
傷つく彼奴らと重なった
俺が押せば渋々と言ったように
その腕を差し出した
ティル
包帯が巻かれていく腕を眺める
ティル
スマイル
ティル
スマイル
ティル
ティル
スマイル
スマイル
ティル
スマイル
ティル
ティル
スマイル
ティル
ティル
スマイル
ティル
ティル
ティル
スマイル
スマイル
ティル
ティル
ティル
ティル
ティル
スマイル
スマイル
スマイル
ティル
きょとんとした顔で
そういうこの人に
スマイル
ティル
そう言ってしまった
スマイル
手当てくらいなんでもない
迷惑とか思ってない
機嫌を損ねて追い出されるかも
でも、そう言わないと
この人が消えてしまいそうだった
いつか、血塗れのまま
スマイル
スマイル
ティル
ティル
ティル
スマイル
スマイル
ティル
その暖かい眼差しが
俺の居心地を悪くさせる
スマイル
ティル
ティル
スマイル
ティル
ティル
先程の涙を流す彼を思い出す
ティル
柚月
柚月
柚月
柚月
柚月
柚月
またお会い しましょう
コメント
4件
続きめっちゃ楽しみです