私、木嶋 はなは
この春から高校生に
なる16歳!
そしてこの春から
憧れの一人暮らしを
始めることになった。
お母さんはとても心配して
とんでもない条件をつけてきたの
だけど。
お母さん
通話
00:00
はな
もしもし、お母さん
どしたん?
お母さん
ちゃんと、お部屋の
お片付け進んでるかな
と思ってね
はな
今、まさに片付けの
最中なんだけど!
お母さん
そう?ならいいんだけど、
お隣にも挨拶に行くのよ
はな
分かってるって
お母さん
本当に分かってるの?
はな
分かってる、お母さん
心配しすぎ!
お母さん
はながそそっかしいから
心配なのよ
はな
心配ご無用だから✋
お母さん
あ、それとねー
そっちに明日の夜に
荷物が届くはずだから
ちゃんと受け取りなさいよ
はな
はいはい
お母さん
あっ、流星くん
そろそろそっちに着くそうよ
はな
もう?
お母さん
えぇ
お母さん
お母さんもこれから
出かけるから電話切るわね
ちゃんと片付けしなさいよ
はな
はいはい、またね
はな
お母さんの心配症
どうにかなんないかな😩
はな
はーい!
どうせ流星でしょ
流星
覗き穴ちゃんと確認しろ
はな
だって
流星
だってじゃねぇだろ!
万が一俺じゃなかったら
どうする
はな
はーい
流星
これはおばさんも
心配する筈だ😒
はな
ちょっと!
流星までそんな事
流星
ふぅ〜ん、おばさんから
心配の電話もらったんだ?
はな
うぅ、うん
流星
第一、朝1人で起きられない
奴が一人暮らしなんて心配
なんだろ、おばさん達も
はな
でも、家事はできるよ!
流星
家事ねぇ😒
はな
ちょっと!何よその目
流星
んー、俺は明日から
何を食わされるんだろっていう目だ
はな
食べられるものをちゃんと
作るわよ!!
流星
まぁ、期待はしないでおくよ😏
はな
フンっ!
そう言った事
後悔させてやるわよ
流星
楽しみにはしとくよ
そう、それは
幼馴染みの甲本 流星と
2人暮らしをする事だった!