テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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マフィアに買われました(^^)

第13話 - 割とシリアス

1,020

2024年04月04日

#我々だ

#日常組

#らっだぁ運営

#コメディ

翡翠‪‪‪✝︎✳️✝︎@低浮上

カイ

スタート

カイ

いやいや、急すぎませんか？

カイ

いくらなんでも明日は…

エーミール

そうでしょうか？

カイ

早すぎるかなぁと…

エーミール

…では1ヶ月後では？

カイ

それは…

エーミール

では1年後なら文句はありませんね？

カイ

…文句ないです…

エーミール

それは良かった。さ、もう寝てください。明日も早いですし…

カイ

分かりました…

カイ

明日…

カイ

明日ぁ！？

カイ

いやいや、いくらなんでも早いって…

カイ

…考えてても仕方ないか…

カイ

寝よ寝よ

鬱先生

起きとるかー？

カイ

ん…

鬱先生

寝とる…

カイ

ああ、おはようございます…

鬱先生

あ、起きた？

鬱先生

早速やけどこれに着替えてなー

カイ

え？

カイ

着替えましたけど…何ですか？このスーツ…

鬱先生

ああ…ちょっとした用事やから、気にせんでええよ。

鬱先生

それよりもはよ行こか。

カイ

はい…

カイ

（いつもと雰囲気が違う…）

カイ

（エーミールさんの言ってたことは本当だったのか…）

鬱先生

連れてきたで。

グルッペン

ああ。

グルッペン

よく来たな。早速だが…

カイ

今日の夜、行くんですよね？

ゾム

なんで…！？

カイ

昨日エーミールさんから聞きました。

ロボロ

エミさん…

エーミール

ええっ！？私が悪いんですか！？

グルッペン

…まぁ知ってるなら話は早い。

グルッペン

率直に聞こう。この事について何か言いたいことはあるか？

カイ

…僕はずっと苦しめられてきました。

カイ

夜、安心して眠れない日が何年も続きました。

ショッピ

カイ…

カイ

…あいつらは僕がこの手で殺らないとダメなんです。

カイ

…これが僕の意志です。

グルッペン

…いいだろう。実行は今日の9時だ。それまで体を休めておけ。

カイ

…わかりました。

カイ

失礼します

カイ

…緊張した…!!

カイ

なんかめっちゃかっこよく言ったけど本当はそんなこと思ってないし!!

カイ

いや確かに殺したいけど…

カイ

…まぁ、いいや。

カイ

部屋行って寝よ

鬱先生

カイーおるー？

カイ

…鬱さん…？

鬱先生

いきなりどうした？w

鬱先生

まぁええわ。

カイ

あ…時計…

鬱先生

もう8時半やから呼びに来たんやけど…

鬱先生

準備終わっとる？

カイ

何かいるんですか？

鬱先生

やと思ったわ…はい、これ。

カイ

これって…拳銃！？

鬱先生

弾は6発だからタイミングとかよく考えて撃ってな。

鬱先生

じゃあ行こか。

カイ

はい…!!

カイ

（この車…あの時の…）

カイ

（…なんか空気が凄いな…張り詰めてると言うか…）

カイ

あの…やっぱりみなさんでも緊張してるんですか…？

鬱先生

えっ！？いや…

シャオロン

まぁ…割とするなぁ…

ショッピ

なんせ一歩間違えたら自分が撃たれて死にますからね

ゾム

その前に撃ち返せばいいやん

ロボロ

そんなことが出来るのゾムだけやって…

チーノ

やっぱりこの組織にいる限りこういった場面にも会いますし…こればっかりは"慣れ"ですよ。

カイ

なるほど…

エーミール

雑談のとこ申し訳ありませんが…着きましたよ皆さん。

カイ

（いよいよ…!!）

ゾム

でっっか…

鬱先生

ロボロ、行けるか？

ロボロ

ああ、それなんやけどな…

ロボロ

全員入れることになったわ。

ショッピ

え！？

ロボロ

ショッピ声抑えろ！

ショッピ

だって…前は10人ぐらいが限界って…

ロボロ

あーまぁ…色々あってな…

ロボロ

じゃあ、やるで。

ロボロ

ﾎﾞｿｯ【よろしくお願いします。】

？？？

【任せてください！】

ロボロ

ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ…

ロボロ

…よし、解除出来た。

ロボロ

あとはこのまま…

ﾋﾞｰﾋﾞｰﾋﾞｰ侵入者確認、侵入者確認、館内の全ての兵士は侵入者を確認次第捕らえろ！

ショッピ

！？

ロボロ

うそやろ…なんで…

？？？

【すみませんロボロさん、どうやら見落としてたみたいで… 】

ロボロ

クッソ、止められんのかこれ!!

トントン

どうするグルッペン、もうこちらの人数は把握されとるで。

グルッペン

…問題ない。扉は開いているんだ、作戦はこのまま継続する。

ゾム

つーことは…

グルッペン

ああ。派手にかませ。

ゾム

言われんでも分かっとるわそんなもん！

ゾム

久しぶりやな…堂々と投げれんのは…!!

ゾム

よっと！

ドーーーーン!!

兵士

なんだ！？

グルッペン

全員ゾムに続け!!

シャオロン

行くで、カイ!!

カイ

えっ、ええ！？

カイ

あの…さっきのは何が…

シャオロン

ああ…そういえばカイにはいっとらんかったわ。

シャオロン

ゾムはうちで唯一「ガチで関わっちゃいけないやばいやつ」認定されとってな？

カイ

｢ガチで関わっちゃいけないやばいやつ？｣

シャオロン

せやで。まぁ…さっきの見たらわかる通り戦闘狂でな、主に爆弾使って敵を吹き飛ばすのが得意なんや。

カイ

ひえっ…

シャオロン

最近はそれが悪目立ちしてグルッペンに止められとったからなー、ハメ外れて対象まで爆破せんとええんやけど…

カイ

はぁ…

シャオロン

俺らはもう何年もあいつと一緒におるから知ってるけど、初対面の…まぁ、今のカイみたいな新入りがあの状況見てみ？

シャオロン

恐怖で関わろうとせんくなるやろ。

カイ

まぁ…ちょっと怖いとは思いましたけど…

カイ

それよりも、僕はゾムのあの楽しそうな表情に目がいってましたね…

シャオロン

え…

シャオロン

（マジかこいつ…）

カイ

え…失礼なこと言ったらごめんなさい…

シャオロン

いやいや、そんなんやなくて…

シャオロン

ただ珍しいなあって…

カイ

はぁ…

カイ

あといつまでこうして走ってたらいいんですか？

シャオロン

まぁもうちょっとやし、頑張れ頑張れ

カイ

いやもう限界です

シャオロン

まぁまぁ、そう言わずに…

シャオロン

──────伏せろ

カイ

えっ？

バーン

兵士

ﾁｯ!!

カイ

えっ…

シャオロン

危な…完全に油断しとった…

兵士

ｸｿｯ!!

シャオロン

あっ!!

シャオロン

逃がすわけないやろ…！？

シャオロン

カイ、あとは頼んだ!!

カイ

えっ、ええ！？

シャオロン

もう部屋は目の前やから!!

カイ

だからって…!!

カイ

…行っちゃった…

カイ

…

カイ

行こう。

カイ

和室…？

カイ

…この奥から声が…

妻

あっ…♡、いいっ…♡！

BOSS

待て…誰だ？テメェ…

妻

ｷｬｱ！

カイ

（こいつ…!!）

カイ

（記憶よりも2人とも少し老けてるけど、間違いない…）

カイ

（あいつらだ…!!）

カイ

（早く撃たないと…）

カイ

あ……あ……

BOSS

人が盛り上がってる時に来やがって…どうなるか分かってんだろうな…!!

妻

そうよそうよ！あなた、やっちゃって!!

カイ

（なんで…動かない…!!）

カイ

（お願い、動いて…!!）

BOSS

オラ!!

カイ

（ヤバいっ…!!）

ｶﾁｬバーーーン

妻

あ"がっ…

BOSS

は…？

BOSS

おい○○!!大丈夫か！？

カイ

（撃っ、た…？）

カイ

（でもどうしてあの女の方に…？）

妻

う"ぅ"…痛い、痛いよぉ…

BOSS

お前…よくも肩を…!!

BOSS

卑怯だとは思わねぇのか！？か弱い女を銃で撃ちやがって!!

カイ

は…？

カイ

そいつが弱い…？

BOSS

ああそうだよ!!

妻

い"だい"よ"ぉ"…

BOSS

ｸｿ…

カイ

ねぇ答えて、そいつのどこがか弱いの？

BOSS

は？何言ってんだよ

BOSS

どう見ても女だろうが!!

BOSS

なんで俺を狙わなかったんだよ！？

カイ

そんなの…

カイ

こっちが聞きてぇよ!!

カイ

か弱い？そいつが！？

カイ

気絶して血反吐を吐くまで殴り続けてきたその女が！？

カイ

一体どこがか弱いんだよ!!

カイ

なぁ教えてくれよ…

BOSS

お前さっきから何を…

カイ

何って？

カイ

狂ってるのはお前らの方だろうが
ｶﾁｬ…

BOSS

…お前の目的はなんだ？

BOSS

金か？女か？

BOSS

望むものを用意してやる。だからこいつだけは…!!

カイ

…意外と愛妻家だったんだな、知らなかったよ。

カイ

なのに自分の子には殴ったり蹴ったりしてたのか。

カイ

屑が…

BOSS

は…？子供って…

妻

まさか…

妻

玲香…？

妻

あなた玲香なの…？

BOSS

玲香って…あいつか…？

妻

ああよかった、生きてたのね！会いたかったわ玲香！だからそんな物騒なものはしまって…

カイ

バーン

妻

あ"あ"あ"あ"あ"!!

BOSS

お前…こんなことして許されるとでも思って…!!

カイ

ﾊﾞﾝ、ﾊﾞﾝ、ﾊﾞﾝ

BOSS

う"あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"!!

カイ

｢許されるとでも思って？｣

カイ

ねぇ、まだ自分の立場を理解してねぇの？

カイ

私は、もうあの時の私じゃない。

BOSS

クソ…俺らはお前の生みの親だぞ！？

BOSS

親にこんなことして許されるとでも思ってんのか！？

カイ

あ"ぁぁぁぁ!!もううるさいんだよ!!

カイ

その声も！その顔も！

カイ

あの時車に轢かれてから二度と見ることは無いって思ってたのに…

カイ

なぁ！なぁ！

妻

玲香…

カイ

その名前で呼ぶな、屑…

カイ

…僕はもうお前らにいいように扱われてた頃とは違う。

カイ

…じゃあな、遺言なんか渡してやらねーよ

BOSS

おいっ…!!

カイ

バン

妻

え…？

妻

あなた？あなた！？

妻

ねぇ返事してよ!!

妻

お前…よくも私の…！

カイ

別にいいだろ、どうせお遊びだったんだから…

妻

…でも、今は違う!!私は彼を本当に愛していたの!!

カイ

｢本当に｣、ねぇ…

カイ

死ぬ直前まで浮気してたやつが？

妻

…お前…

カイ

はぁ…もういいよ。

カイ

ｶﾁｬ

カイ

さっさと視界から消えて。

妻

…というか、あんた私を撃てるわけ？

カイ

は？

妻

私に逆らうの？せっかく産ませてやったのに…

妻

ねぇ？

カイ

…うるさい、うるさい！

妻

たかがガキに何ができるっての？

妻

というか…お前、また

人を殺したんだね

カイ

…!!

妻

呆れた…あの子があの事故にあったのもあんたのせいなのよ！？

妻

なのにまた…

カイ

…違う、違う違う違う違う!!

カイ

あれはお前らのせいだ！お前らが突き飛ばしたんだろ！？

"玲斗"を交差点に!!

妻

…何を言ってるの？

妻

私はあの子を誰よりも愛して…

カイ

…あいつ、お前の愛人の子なんだろ？

妻

…!!

カイ

気づいてないとでも思ってた？

カイ

まずいもんね？DNAとか調べられたら…

妻

…うるさいな…

妻

いいからお前は黙って私に殺されてろ!!

妻

ｶﾁｬ!!

カイ

!!（あいつなんで銃を…）

カイ

（いや、それよりも殺され…）

？？？

あーあ、なんかすごいことになってない？

妻

…誰…？

カイ

あんたは…!!

マフィアに買われました(*^^*)

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家に突入する前に話してたのはしに〜かな？そしてカイが撃たれそうになった時に話始めたのはぺんちゃんかな？

いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁめっちゃいいとこで切るやぁぁんそして続き待ってまぁぁぁぁす！

続き待ってるよ

翡翠‪‪‪✝︎✳️✝︎@低浮上

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