カイ
スタート
???
やっほー!久しぶり!
妻
だっ誰!?
カイ
…何しに来た?
???
なんかめっちゃ殺気立ってる()怖…
???
初見と印象変わりすぎでは?
カイ
はぁ…神が何の用?
神
やっほー、神だお☆
カイ
うるさいからさっさと要件だけ言ってくれない?
神
え、冷た()
妻
神……まさか…!!
神
お、やっと気づいた?
カイ
何?知り合い?
神
あーまぁ…
妻
ねぇあんた私の願いなんでも聞いてくれるんでしょ!?
妻
なら夫を生き返らせてあいつを殺してよ!!
妻
早く!!
神
えー…
カイ
嘘だよね…?
神
…ごめんね
神
ドゴッ
妻
あ"っ…
神
僕がなんでお前なんかの味方しなきゃいけないわけ?
神
言っとくけど、お前をこの世界に連れてきたのはこの子の"ついで"だから。
神
お前に僕を命令する権利なんてないの。分かる?
カイ
えっと…
神
ああ、ごめんごめん。
神
今日僕が来たのはねー、こいつらの魂もらうためなんだ〜!
カイ
あんた死神だったのか…
神
違うよ!?
神
説明するとややこしくなるんだけど…
神
てことで、こいつらもらっていい?
カイ
何も説明になってない()
神
ねーいいでしょー?君と僕の仲じゃない!
カイ
まぁ…どうぞ…
神
ありがとー!
妻
待って!私はまだ…!!
神
ばーん!
妻
えっ
カイ
…今何したの?
神
こいつ殺したの。うるさいから。
カイ
えー…そんなあっさり…
神
だって僕の姿あんま見られたくないし。
カイ
…?
神
ああ、今、君以外の時止めてるの。
カイ
…は?
神
いやー僕って選ばれた神だからなんでも出来ちゃうんだよねー!
カイ
ちょっと待って、どゆこと?
神
じゃあ…部屋出てみ?
カイ
部屋…?
カイ
えっ… シャオさん… ?
神
ね?言ったでしょ?
カイ
マジか…
神
ほら、僕って神だからさー、関係無い人に見られる訳には行かないの。
神
納得出来た?
カイ
信じ難いけど…まぁ…
神
じゃ、部屋戻ろっか!
神
君はこれからどうするつもり?
カイ
どうって…何が?
神
いや…もう君を縛るものは何も無いんだよ?
神
これからは自由に生きていい。
神
それで、君はどうしたい?
カイ
…
カイ
恩返し…したいかなぁ…
神
恩返し?
カイ
うん…私が
今ここにいるのはグルッペンさん達のおかげだし…
今ここにいるのはグルッペンさん達のおかげだし…
カイ
これからも出来る限りのことはしていきたいな…
神
…そっ、か…
神
まぁなんにせよ良かった良かった!
神
じゃ、もうそろそろ時間だし、僕も帰るね!
カイ
ああ…
カイ
ありがとう。
神
え、やだ照れてる?
カイ
別に照れてなんかない。
神
もー素直じゃないんだから…
神
…
神
1つこの僕から生きるヒントを与えよう!
カイ
何?
神
"常識に縛られるな、逃げることも大切"だよ!
カイ
意味がわかんない…
神
まぁ、今はわかんなくてもそのうち分かるようになるさ!
神
じゃあね!あんまり早くこっちに来ちゃダメだよ〜!
カイ
え…?
カイ
今の…
カイ
…そんなわけないか…
シャオロン
カイ!!
カイ
あ、シャオさん。
シャオロン
って…その血どうしたん!?
カイ
ああ…返り血ですね。
カイ
まぁ特に心配は…
シャオロン
…なぁカイ…
シャオロン
その死体はどこにあるん?
カイ
え?そこに…
カイ
…ない!?
カイ
え!?なんで!?
カイ
(まさかあいつ…死体も持ってった!?)
シャオロン
…とりあえず…
シャオロン
顔洗うから来いよ!
カイ
あ、はい!
???
…
???
…まぁいいや。
カイ
戻ってこれた…
カイ
はぁ…生きた心地しなかった…
カイ
というかあのクソ神覚えとけよ…いつか絶対○してやる…
カイ
…
カイ
…風呂でも入りに行くか…
カイ
いつ見てもここは暗いな…
モッブ
ねぇ、ちょっといい?
カイ
…?
カイ
あの、なんですか…?
モッブ
…あなた、私のゾム様と馴れ馴れしく話してるそうじゃない…
カイ
はぁ…
モッブ
…あの方と話していいのは私だけなんだよ!!
モッブ
今!ここで!
モッブ
二度と私のゾム様に話しかけないと誓って。
カイ
えっ、と…
カイ
そもそもゾムに馴れ馴れしくした覚えは無いですし、向こうから言ってきましたし…
カイ
それにゾムはあなたのものではないと思いますが…
モッブ
…はぁ?
モッブ
あんた、モブのくせしてこの私に指図するわけ?
カイ
別に指図は…
モッブ
どうだっていいのよそんなこと!
モッブ
チッ…
モッブ
あれを持ってきて。
モブ
本当にするんですか?
モッブ
ええ。
モブ
…どうぞ。
モッブ
ねぇ…これがなんだか分かる?
カイ
ナイフ…
モッブ
これであんたの顔面を傷モノにすれば…きっとゾム様だって再び私の元に来てくれるはず!
モッブ
さぁ…覚悟しなさい!
カイ
(やばっ…!!)
カイ
バン
モッブ
え…
モッブ
いやぁぁぁぁぁぁ!!
モブ
ちょっと!あんた何すんのよ!!
カイ
な、何って…
モッブ
腕が…腕がぁ…!!
モブ
止血止血…!!
カイ
あ…
ショッピ
バンッどうしたんですか!?
モッブ
あっ…♡この男の人がぁ、急にぃ♡
モッブ
「お前なんか要らない」ってぇ、銃で撃って来て…♡
ショッピ
…本当なん?カイ…
カイ
ち、違う!その人が…
モブ
何言ってるの!全て本当のくせに!
ショッピ
…とにかく、他の人を呼びます。
モッブ
ううっ、グスッ♡ひどいよぉ…♡
カイ
(あーダメだ。)
カイ
(これ何言っても信じてもらえないわ。)
カイ
(もう全部本当のことにしたら楽になれるかな…)
鬱先生
なんか聞こえたけどどしたん?
ショッピ
ああ、実は…
鬱先生
…へぇ…
モッブ
全部本当なんですぅ♡
モブ
そうですよ!ほら!
モブ
あの人が手に銃を握ってるのが証拠です!
鬱先生
確かにそうやけど…
鬱先生
カイはどう思っとるん?
カイ
…僕は…
カイ
(どうせ信じてもらえない。なら言わない方がマシ。)
カイ
(これ以上面倒事にして迷惑かける訳にはいかない…)
ショッピ
…決まりでいいですか?
鬱先生
何が?
ショッピ
いや…何がって、明らかにカイの方でしょ…
鬱先生
…
鬱先生
なぁカイ、銃貸して?
カイ
あ…どうぞ…
鬱先生
…ショッピ、コレ見てみ?
ショッピ
なんですか?
鬱先生
俺がこれを預けた時には弾は6つあった。
鬱先生
でも今その全てが無いということは…
ショッピ
…でも、一発だけ残してたとか…
鬱先生
お前、館で聞かんかったんか?
6発の銃声を
ショッピ
あ…!!
鬱先生
ということや。
鬱先生
恐らくはその女の自作自演、またはそこのナイフで腕を切って血を出したんやろ。
モッブ
ち、違う!
モッブ
あいつは確かに私を…!!
モブ
そ、そうですよ!
鬱先生
悪いけど…
鬱先生
お前らの言い分を聞けるほど、優しくないねんな。
鬱先生
いくで。ほら、カイも早く。
カイ
あ…はい…
鬱先生
カイ…なんであそこで本当のこと言わんかったん?
ショッピ
そうですよ…
カイ
どうせ言っても無駄だと思ってたので…
カイ
すいません…
鬱先生
…まぁええわ。
鬱先生
それよりも、あんなところで何してたん?
カイ
あ…風呂にでも入ろうかと…
鬱先生
そうやったんやな。じゃ、気をつけてな。
カイ
はい…ありがとうございます。
カイ
…どういうこと…?
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続き待ってるね

続きめっちゃみたいです!楽しみにしてます!