ご都合血鬼術シリーズ

⚠ attention ⚠ ▶ さねぎゆ ¨ 前回の続き ¨ ご都合血鬼術

昨日の夜の出来事を胡蝶に話せば、彼女はピキピキと青筋を立てたり顔を引き攣らせたり、何やら怒っている様子だった。

プチプチとボタンを外し、素肌を露わにして 自身の下腹部を見てみると、何やらそこには紋様なものがあった。

胡蝶の顔が段々と真っ赤に染め上げられいく。 決意を固めたかのように、彼女はコホンと一つ咳払いをして話を始めた。

胡蝶によると、 ･ 淫紋が赤くなり熱を帯びるようになると発情してしまう。 ･ 淫紋が表れた者は、新鮮な精液でしか栄養を摂ることが出来ない。 ･ 治す方法は数十回の性行為によって相手の精子を体内に取り入れる。 この3つの点が重要なのだそうだ。

とはいっても、俺にはそんな仲の知り合いはいない。どうすればいいのだろうか。

器官に入ったのか、不死川は飲んでいた茶を吹き出し激しく咳き込んだ。

俺は首を縦に振る。

昨日のような感覚に再び襲われ、身体が ビクンと跳ねる。

不死川は反り立った陰茎を露わにした。

精液を摂取すればこの疼きが止まるはずだ、そんな思いの一心で俺は昨日の不死川の行動を真似ながら 彼の陰茎を扱いた。

そうだ、新鮮な精液を摂取しなければいけないのだった。ならば、出された直後に飲み込まなければならないはず…

直接、陰茎を口で加えておけば良いのだ。

びゅるッ♡!!びゅるるッ♡!! ）

苦い、率直な感想はそれだった。

少しマシにはなった。 だが、まだ腹の疼きが収まる気配は無い。

昨日のアレも相当な快感だった。 だがコレはまずい、桁違いだ。

目の焦点が合わなくなってきた。 不死川の顔がボヤけてくる。

ごちゅんｯッ♡"!! ）

びゅるッびゅるッｯ♡"!! ）

（ びゅるるッｯ゛♡!!

淫紋を確認してみると元の藍色に戻っており、 腹の疼きも治まっていた。

俺は、胡蝶からの説明を事細かく話した。

ゆるりと上を向いて涙目ながらにそう言う富岡に、 内心俺はドキリとする。

見るからに気を落とした冨岡に、 俺の良心が少し痛む。

ムフフ、とまたもや気色の悪い笑みを浮かべながら てちてちと足音をたてて歩く冨岡に、何だか愛らしいとすら思ってしまう。

次くらいで完結すると思います！ 以上 ¨ さねぎゆ：第2話 ¨ でした！！