ダイヤ
ジェミニアーノ
ジェミニアーノ
エバレット
エバレット
ダイヤ
エバレット
ジェミニアーノ
エバレット
ダイヤ
ジェミニアーノ
エバレット
理科の時間、先生は黒板に吊るした星座の図の、上から下へ白くけぶった帯のようなところをさして言った
「みなさんは、このぼんやりと白いものが、本当はなにか、知っていますか。___ジョバンニさん。」
先生にさされて、ジョバンニは元気よく立ち上がった
たしかにあれがみんな星だと、いつか雑誌で読んだことがあったが、立ってみるとはっきりとそれを答えることが出来なかった。
「よろしい。この白い川のようなものを大きな望遠鏡で見ると、もうたくさんの小さな星に見えるのです。この星の集まりは、銀河系宇宙と呼ばれて、わたしたちの地球や太陽も、この銀河系宇宙のなかに浮かんでいるのです。」
「今日は銀河のお祭りですから、みなさんは外へ出て、よく空をごらんなさい。」
その日は星祭り、ケンタウルス祭の日だった。
「ジョバンニ、一緒に川へ行こうよ。」
帰り道で、カンパネルラがジョバンニに言った。
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「この汽車、どこを走っているんだろう。」
「この汽車はね、銀河鉄道を走っているんだよ。」
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「えらいなぁ。僕も心を美しく持って、みんなの幸せになるような生き方をしたい。みんなの為になるなら死んだってかまわない……。」
「そうだね、みんなもそう思ってるんだね。人をたすけるために死ぬのなら幸せだって……。ああ、ぼく、安心した……。」
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「カンパネルラ、ぼくたちまた二人きりになったねえ。どこまでもいっしょにいこう。ぼくはもうこわくない。あのさそりのように、ほんとうの幸せのためなら、ぼくの体なんか、どうなったってかまわない。」
「うん、ぼくだってそうだ。」
「でも、ほんとうの幸せって、なんだろう。」
「ぼく、まだわからないよ。」
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「ぼく……夢を見ていたんだ……。」
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エバレット
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