激辛かるぼなーら
brsm 他knnk krsha 地雷はお引き取りください
1組 教室
あれから何もないまま月日が過ぎた。
Broooockは最近は遅刻してこなくなったし、俺も3組に行くことはなかった。
きんときは慣れてきたのか俺を誘わず一人でnakamuのとこに行くようになった。
スマイル
一人が嫌というわけではないが、Broooockに会えていないことが少し寂しく思ってしまう。
スマイル
朝作ったはずの弁当がカバンに入っていなかった。 多分机に置きっぱなんだろう。
スマイル
滅多に行かない売店だが、お腹を空かせたままにするのは良くないから売店に行くことにした。
食堂
あれからすぐにやってきたのはいいものの、
スマイル
これじゃ待ってるころにはもう売ってるものなんてないだろう。
唖然と立ち尽くす俺の隣を一人の男が人ごみの中をかいくぐってった。 そしてすぐに人ごみからパンを複数抱ええて出てきた。
スマイル
俺の声に反応したのかその男はこっちの方を見た。
シャークん
その男は立ち止まって俺の方を見る。 少し背が低いので顔を見上げる形になっている
スマイル
ぐうぅぅぅぅぅ
スマイル
パンを見たら思わずお腹が鳴ってしまった。
シャークん
スマイル
たくさんあるパンの中から一つ取り出し、差し出してくれた。
スマイル
男はフッっと笑った。
シャークん
シャークん
確かに、こんな人が多ければどの道買えない。 ならありがたくもらう方が合理的だ。
スマイル
シャークん
受け取ろうとした瞬間、男は渡そうとしたパンをヒョイっと避けた。
シャークん
スマイル
俺はその行動に思わず驚く
シャークん
スマイル
体育館
スマイル
シャークん
まじか、よりにもよって運動系、、、。
スマイル
シャークん
シャークん
人数合わせくらいならいいか。 試合は何とかしてくれるみたいだし。
シャークん
スマイル
シャークん
シャークん
スマイル
シャークん
スマイル
シャークん
スマイル
あのスマイル、ってどういうことだ?って思うが、触れない方がいい気がした
スマイル
シャークん
大量のパンを持ったまま、シャークんは考える。 すると後ろからどでかい声でだれかが叫びだした。
きりやん
入口から金髪の男がやってきた
シャークん
きりやん
シャークん
シャークんと話してて気づいてなかったのか、少ししてから金髪の男は俺に気づいた。
きりやん
シャークん
きりやん
きりやん
スマイル
少し睨まれた気がするが気にしないでこう。
きりやん
シャークん
シャークんは何か心配そうにしている
きりやん
スマイル
シャークん
スマイル
え、Broooock? まさかここでもBroooockの名前がでるなんて
シャークん
スマイル
きりやん
だからその「あのスマイル」ってなんだよ
スマイル
さすがに何回も聞くと気なってしまう、ここは聞くしかない。
きりやん
Broooockが俺の話をしてくる? あの時nakamuの口を塞いだのもその話を聞かれないためか?
シャークん
きりやん
シャークん
よくわからない、けど少しでも期待していいのかと思ってしまう
きりやん
スマイル
シャークん
スマイル
きりやん
いやそれ結構難易度高いんじゃないか?
まぁでも、話すきっかけにもなるしいいのかもしれない。
シャークん
きりやん
色々押し付けられたように感じるが、まぁいいか
スマイル
きりやん
シャークん
シャークんとBroooockは幼馴染だったのか。 道理で知ってるわけか
スマイル
シャークん
そう言ってシャークんはパンを差し出した。 今度はしっかり受け取れた。
廊下
下校時間になったが、全くBroooockの姿が見えない。
スマイル
ある程度いそうな場所を探すが見当たらない。
それもそうだ、Broooockとは遅刻した月曜の朝しか会わないし、あのご飯を食べた時以来話してもない。
普段Broooockがどこにいるかなんて知る余地もない。
好きな人のことなのに俺は何もわかっていなかった。
スマイル
俺はもう一度3組に足を運んだ。
3組 教室
3組に来るのは今日で4回目だ。
運良く近くにnakamuがいた。
スマイル
nakamu
スマイル
nakamu
スマイル
nakamu
nakamuは手を合わせて頭を下げた。
スマイル
nakamu
スマイル
俺は3組を後にして、またBroooockを探しに出た。
中庭
どこをどう探してもBroooockは見つからなかった。
帰ったかもしれないと思ったが、シャークんによると家には誰もいなかったから帰ってないと思うし、いったいどこなんだ。
明日でもいいことを今必死にしてるなんて、まるで自分らしくない。
スマイル
こんなに学校中を回り廻ったのは初めてだった。
つらいとは思わない、好きな人を探して会えるなら。
俺は行ったことのない屋上を目指して走る。
屋上前階段
屋上は基本禁止されているものだと思っていた。 空いているのかもわからない。
この学校自体は禁止にしているわけではないが、暗黙の了解でみんなが行ってないだけだ。
スマイル
古いドアをそっと押す、力が足りないのか開かない。
もう少し力を入れて押してみる。
ギギィ
擦れた音を鳴らしながらドアは開いた。
屋上
夕日が屋上を照らしている中一つの影があった。
その陰の主は驚いた表情をして俺の方を見ている。
Broooock
少し口を開いたまま固まっている彼の近くに俺は近づく。
スマイル
その言葉に彼は「えっ」とまた表情が固まる。
Broooock
表情を戻し、俺と反対の校舎を眺める。
なんだか、俺の知ってるBroooockではない気がする。
スマイル
面白かったのか、彼は「ははっ」と笑う。 けど俺の方は向いてくれない。
Broooock
俺の方を向かないまま聞いてきた。
会いたかった
本当ならその言葉を言いたかった。 けどそんなことを言う勇気は俺にない。
スマイル
Broooock
彼はやっとこっちを向いてくれた。
俺の口からシャークんと出るのが珍しかったのか、不思議そうな顔をして見てくる。
スマイル
彼は目を丸くしている。 そんなに俺が言ったことが変だったのかと疑問に思うくらい。
Broooock
この腑抜けたような声が、普段のBroooockに戻ったような気がした。
スマイル
Broooock
Broooockはさっきよりも驚いた表情をする。
Broooock
その発言に少しイラっとしたが、事実なので否定はできない。
スマイル
スマイル
Broooockは腕を組んで目をつぶり「う~ん」と悩み始めた。
Broooock
スマイル
Broooockの口から俺の名前が出るとは思わなかった。
スマイル
Broooockは納得したような表情をしてまた考え始めた、
Broooock
スマイル
俺はその発言に戸惑う。 そう言われると期待してしまうから。
Broooock
Broooockは俺の目をじっと見る。
さすがに恥ずかしかったから俺は目をそらし「そうか」、と冷たい返事をしてしまった。
もう一度Broooockの方を見ると、満足そうな顔をして俺を見ていた。
夕日が俺を照らしているおかげで、俺の赤く染まった頬はBroooockにばれていないと思う。
Broooockもまた夕日に照らされ彼色に赤く染まっていた。
激辛かるぼなーら
激辛かるぼなーら
激辛かるぼなーら
激辛かるぼなーら
激辛かるぼなーら






