シャークん
ゾワゾワッ
全身に鳥肌が立つ
目先の恐怖に足が震える
きんとき
おにいさんの俺を抱きしめる手がグッと強くなった
お父さんは俺にじわじわ近づいてくる
シャークん
俺の恐怖を甦らせるように
シャークん
こちらへ手を伸ばして────
シャークん
スッ
きんとき
ふと前を見ると 大きい手が俺を庇うように伸びていた
シャークん
お兄さん....?
きんとき
きんとき
するとお父さんはドアの前に戻った
おにいさんは俺を抱いていた手を離し スッと立ち上がる
きんとき
きんとき
シャークん
いやだ、離れないでっ
きんとき
きんとき
シャークん
きんとき
シャークん
きんとき
おにいさんは優しい手で頭を撫でる
シャークん
なんか、落ち着くし気持ちいい
きんとき
シャークん
シャークん
シャークん
廊下に小さい足音が響いている
なんて軽やかなんだ
あとさっきの泣き顔にグッときてしまった。俺は最低かこの野郎
でも
シャークん
シャークん
いや、可愛いな
なんで俺は奥の部屋なんかに行かせたんだろう
ずっとあのまま抱いていたかった
あれ?そういえばなんであの時シャークん抱き締めてたんだっけ?
きんとき
え、なんだっけ
きんとき
そうだった。こいつだ
きんとき
きんとき
さて、そろそろはじめるか
ダンッ
こんな奴に壁ドンなんかしたくないがこれは仕方ない
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
おっと...引っかかってくれた
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
ピッ
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
タプタプシュポッ (タップ音)
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
ウゥーーーーー🚨
きんとき
きんとき
きんとき
ガチャッ バタンッ!!
きんとき
きんとき
シャークん
シャークん
ウゥーーーーーー🚨
シャークん
ガチャッ バタンッ!!
シャークん
急な雑音達に体が震える
外には...パトカー....? でもなんで....
きんとき
シャークん
シャークん
おにいさんは両手を広げて受け身を取ってくれた
俺はその大きな腕へ飛び込む
良かった.... おにいさんちゃんと戻って来てくれた...
シャークん
無意識に胸元の服を握りしめる
きんとき
きんとき
シャークん
きんとき
シャークん
きんとき
シャークん
きんとき
きんとき
おにいさんは静かに俺の方を掴んで優しく話しかける
シャークん
俺は『なんだ?』と思いながらも頷く
きんとき
きんとき
シャークん
きんとき
きんとき
シャークん
お父さんは悪い人だったのか...
きんとき
きんとき
シャークん
きんとき
シャークん
シャークん
ギュッ
きんとき
シャークん
シャークん
きんとき
きんとき
数年後
きんとき
廊下に響く軽やかな足音
シャークん
シャークん
可愛い声が俺の名前を呼ぶ
きんとき
シャークん
頬に小さいリップ音が鳴った
シャークん
きんとき
きんとき
なんやかんやで幸せになれました
コメント
4件
最高...めっちゃ好きです✨
........安定のシャークんが可愛い.....借金は最高..()
いや、これは……神かっ!? (꜆꜄꜆˙꒳˙)꜆꜄꜆ スコスコスコスコスコスコ