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楪羽*yuzuriha*
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#家族関係
Shax91
107
#リート
コメント
6件
待て待て待て待て待てやばいって。だてさんぜっっっっっっったい翔太くんから離れんなよ?(^∇^)捕まったらかなりエグいってくそっ!ナムルにしたはずなのにっ!!

翌日。 神崎たちの研究施設、最深部。
薄暗い研究室には、モニターの光だけが静かに揺れていた。
画面には何十枚もの写真。
宮舘涼太。 阿部亮平。 渡辺翔太。 そしてSnow Manのメンバー全員。
霧島は椅子へ深く腰掛けたまま、一枚一枚を無言で見つめている。
神崎が紅茶を片手に近付いた。
神崎
霧島は画面から目を離さない。
霧島
神崎
霧島
神崎は静かに眉を上げた。 霧島は地下施設で撮影された映像を再生する。
宮舘が負傷した渡辺の肩へ触れた瞬間。 ほんの一瞬だけ渡辺の表情が和らぐ。
その数秒の映像を、霧島は何十回、何百回と見返していた。
霧島
神崎も画面を見る。
神崎
神崎
神崎
霧島
霧島は首を横に振った。
霧島
霧島
画面を止める。 宮舘の手が、渡辺へ触れている瞬間。
霧島
霧島
神崎は少し考え込んだ。
神崎
霧島
霧島は素直に答える。
霧島
霧島
霧島
霧島
霧島
研究室に沈黙が落ちる。
やがて神崎が口を開いた。
神崎
神崎
霧島が顔を上げる。 神崎の表情は変わらない。
神崎
神崎
神崎
霧島はゆっくり息を吐いた。
霧島
神崎は頷く。
神崎
神崎
神崎
神崎
霧島はしばらく黙っていた。
霧島
霧島
霧島
霧島
霧島
神崎は静かに笑う。
神崎
霧島も苦笑する。
霧島
神崎は机へ一枚の地図を広げた。
神崎
神崎
霧島
霧島は頷く。
神崎
神崎
霧島は興味深そうに尋ねる。
霧島
神崎は別の資料を机へ置いた。 そこにはSnow Manの任務記録。
神崎
神崎
神崎
神崎
神崎
神崎
霧島も資料へ目を通す。
霧島
霧島
霧島
神崎
神崎はさらに続けた。
神崎
神崎
神崎
神崎
霧島は静かに笑った。
霧島
神崎
霧島
霧島
霧島
霧島
霧島
神崎は少しだけ肩をすくめる。
神崎
霧島は真顔で答えた。
霧島
霧島
その言葉に神崎は小さく笑った。
神崎
霧島
研究室の照明が少しだけ暗くなる。 神崎は研究員たちへ命令を下した。
神崎
神崎
神崎
神崎
神崎
神崎
神崎
神崎は研究員たちを見渡す。
神崎
神崎
神崎
神崎
研究員
研究員たちが散っていく。
霧島
霧島
霧島
そんな事を考えながら霧島もその場を去った。
一方その頃 何でも屋《Snow Man》では。
宮舘がいつものように紅茶を淹れ、佐久間と向井が騒ぎ、ラウールが笑い、目黒と岩本が依頼書を整理し、深澤が事務仕事に追われ、渡辺が平和が一番だなと呟き、阿部はその光景を穏やかに眺めていた。
誰も知らない。
この何気ない日常が、もうすぐ終わりを迎えようとしていることを。
その様子を。
事務所の向かい側。 電柱の陰から一人の男が見つめていた。
イヤホンへ小さく話しかける。
怪しい人
怪しい人
??
翌朝。
カランカラン
鈴島遥
元気よく事務所へ入ってきたのは鈴島遥だった。 佐久間が大きく手を振る。
佐久間大介
佐久間大介
鈴島遥
以前、獣人の少女の救出を依頼した少女である。
深澤が笑顔で迎えた。
深澤辰哉
遥は少し照れくさそうに紙袋を差し出した。
鈴島遥
鈴島遥
鈴島遥
向井が目を丸くする。
向井康二
岩本も優しく笑った。
岩本照
その頃。 宮舘は人数分の紅茶を淹れていた。
宮舘涼太
鈴島遥
事務所には穏やかな空気が流れる。
ソファではラウールが遥と楽しそうに話し、佐久間は新作ゲームを勧め、目黒と渡辺は依頼書を整理している。
深澤がふと呟いた。
深澤辰哉
深澤辰哉
阿部亮平
阿部も小さく笑う。
しかし。 その笑顔はどこかぎこちなかった。
宮舘だけが、それに気付く。
宮舘涼太
宮舘涼太
阿部亮平
宮舘涼太
阿部亮平
また笑って誤魔化す。
宮舘はそれ以上聞かなかった。
聞けば、きっとまた一人で抱え込んでしまう。
その時だった。
カラン
再び扉が開く。 全員が振り向く。
黒いスーツ姿。 特務対策機関《黎明》の神楽梓だった。
しかし今日は様子が違う。
息が少し乱れている。
深澤辰哉
深澤が立ち上がる。
神楽は封筒を差し出した。
神楽
神楽
阿部が資料を受け取る。
阿部亮平
神楽
神楽
資料には数枚の写真。 崩れかけた建物。 能力反応。
そして。
『負傷者多数』 『一般人取り残し』 『能力者一名確認』
阿部は眉をひそめた。
阿部亮平
神楽は静かに答える。
神楽
宮舘の手が止まる。
子ども。 その一言だけで十分だった。
神楽は続ける。
神楽
神楽
深澤はすぐ立ち上がる。
深澤辰哉
深澤辰哉
全員
全員が立ち上がる。
通信の向こう。
神崎は静かに頷く。
神崎
その隣では霧島が地図を見つめていた。
霧島
霧島
霧島
神崎が確認する。
神崎
武装兵
神崎
武装兵
神崎
武装兵
霧島は目を閉じた。
霧島
Snow Manを乗せた車は現場へ向かっていた。
助手席の阿部は資料を読み返している。
阿部亮平
岩本照
運転する岩本が尋ねる。 阿部は地図を見つめたまま答えた。
阿部亮平
阿部亮平
阿部亮平
阿部亮平
目黒も資料を覗き込む。
目黒蓮
目黒蓮
深澤が振り返る。
深澤辰哉
阿部は静かに言った。
阿部亮平
阿部亮平
車内が静まり返る。
渡辺がぽつりと呟く。
渡辺翔太
宮舘も窓の外を見つめながら、小さく息を吐いた。
宮舘涼太
胸騒ぎがする。
理由は分からない。 ただ。
《命紡》が静かに警鐘を鳴らしていた。
廃病院。 最上階。
神崎と霧島は監視モニターを見つめていた。
画面には近付いてくるSnow Manの車。 霧島は静かに呟く。
霧島
神崎も頷く。
神崎
神崎
モニターには九つの青い点。
そして。 地下へ誘導する一本の赤いルートが表示される。
神崎が静かに笑った。
神崎
神崎
神崎
その瞬間。
Snow Manの車が、ゆっくりと廃病院の敷地へ入っていった。
誰もまだ知らない。
この依頼そのものが、宮舘一人を孤立させるためだけに作られた、神崎と霧島による周到な罠であることを――。