/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
さき
あのね、
さき
私のお父さん...。
また、涙が...。
もう、私ボロボロだ
れい
お前の、父さんが？
れい
さっさと言えよ
さき
ごめん
さき
お父さん、春休みに交通事故で、死んじゃった。
ダメだ！泣いちゃだめ
さき
これからどうしよう
れい
え
れい
ウソだろ...。
ついに号泣してしまった
さき
れいくん
さき
ごめんね
れい
なんでお前があやまんの
さき
これからどうしよう
さき
お母さん働かないと
さき
私、1人になっちゃう
さき
ちゃんと生活できるかな？
さき
学校行けるかな？
こんなこと言っちゃダメって分かってるのに、とめられない
れい
...
れい
葬式とかは？
さき
もう終わった
れい
そか
さき
どうすればいいのかな
れい
驚いた
れい
そんなことだと思ってもいなかった
さき
うん、ごめん
れい
このこと、俺以外の人に話した？
れい
さき
まだ...。
さき
ほんとはね、今日話すつもりだったの
さき
でも、なぜか言えなかった
れい
...。
さき
れい
お母さんは？
さき
まだ、落ち込んでる
さき
ショック大きかったみたい
れい
大丈夫か？
さき
うん
さき
なんとか
ギュッ
さき
え？
れい
頑張れ！
れい
また明日な
さき
う、うん
れい
いつでも連絡しろよ
さき
ありがとう
気づいたら、私はれいくんに抱きしめられていた
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
