手の届かない貴方に恋をしました ＿

「 さぁ 、こちらにいるのは ~ !! 」

「 今 、大人気アイドルの 」

「 じょんはんさんで ~ す !! 」

俺は 、アイドルや俳優なんて 一切興味がない 。

逆にどこがいいのか 、 教えて欲しいくらい興味が無い 。

だけど 、この人 だけは違った 。

かわいい顔立ちをしていていて 、 細くて ..

どこからどう見ても 、 天使 のような人だった 。

俺は突然気になって 、 携帯を取り出して調べた 。

「 じょんはん 俳優 」

10月4日の天使の日に生まれるとか ほぼ天使じゃね .. ?

そしてこの日から突然 、 俺のオタ活が始まる 。

.. あれから2日目の夜

そう 。 俺は じょんはんのアカウントを全てフォローし 、

通知はもちろん 、 全てONにしている 。

そしてあの日から 、 届くはずもないのに

イン〇タに毎日 、DMを送っている 。

じょんはんの働いている場所は 自分が居るところよりも大都会で 、

会えるはずがない所にいる 。

.. 分かってるけれど 、 少し期待してしまう 。

そんな事を思いながら 、 俺は目を瞑った 。

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