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僕の名前は野比のび太。 僕には、ある悩みがある。
それは…
ジャイアン
のび太
スネ夫
のび太
スネ夫
ジャイアン
この2人に、鼻からスパゲティを食べるなんて、咄嗟に言わなきゃよかった…
ドラえもん
のび太
僕は、いつものようにドラえもんに泣きついた。
ドラえもん
ドラえもん
ドラえもんの言葉に、僕は何も言い返せなかった。
ピンポーン
玄関のチャイムが鳴った。 パパは仕事だし、ママは買い物に出掛けている。
ドラえもんはドラミちゃんのところへ帰っているみたいだし…
仕方がないので、僕はインターホンに出ることにした。
のび太
僕は玄関に立っていた人物を見て固まってしまった。
ジャイアン
スネ夫
のび太
2人はズカズカと僕の部屋に入っていった。
のび太
2人を追いかけて、僕も自分の部屋へと向かう。
立ち止まった2人は、突然振り返って言った。
ジャイアン
のび太
ジャイアンはポケットからスパゲティの麺を取り出した。
のび太
スネ夫
ジャイアン
ジャイアン
スネ夫
2人はニヤリと笑って僕を見た。
のび太
ジャイアン
ジャイアンが僕を押し倒す。
ジャイアンの体重がのしかかって僕は身動きが取れない。
のび太
スネ夫
ジャイアン
スネ夫が僕に近づいてくる。
その手には、スパゲティが。
のび太
ジャイアン
段々と、スパゲティの麺が僕の鼻に近づいてくる。
のび太
ガラガラガラッ
ドラえもん
のび太
ドラえもん
ドラえもんは、スネ夫が持っているスパゲティの麺を見た
そのあと、押し倒されている僕を見る
全てを理解したような顔をしたドラえもんが、僕たちに近づいてくる
ドラえもん
ジャイアン
スネ夫
のび太
スネ夫
ドラえもん
ドラえもんが僕を見る。
ドラえもん
ドラえもんが、ゆっくりと僕に近づいてくる
のび太
ドラえもん
のび太
ドサ…
ドラえもんが、僕に覆い被さる。
のび太
ドラえもんが、スパゲティの麺を手に取って僕の鼻に近づけてくる
のび太
ズプッ…
のび太
ズププ…
のび太
ドラえもん
ドラえもんの頬が心なしか赤らんでいるように見える。
僕を痛ぶることに快感を覚えているのだろうか
僕はなんだか悲しくなった
のび太
ヌププ…
のび太
ドラえもん
ドラえもん
のび太
のび太
ジャイアンとスネ夫は顔を見合わせる
ドラえもん
のび太
ジャイアン
スネ夫
ドラえもん
のび太
ズリュリュリュンッ♡
のび太
のび太
ドラえもん
ジャイアン
スネ夫
ずぷぷ、ぬぷ…
のび太
ごく、ごく…
ごっくん。
ドラえもん
のび太
僕は必死で頷く
ドラえもん
のび太
頬を伝う生暖かい感触を感じながら、僕は目を閉じた。
あの日から数日が経った。
ジャイアンも、スネ夫も、ドラえもんも
何もなかったかのように振るまった
もしかしたら夢だったんじゃないか、なんて思ったけど…
鼻の中をスパゲティの麺が通るあの不思議な感覚が、
僕は今も忘れられない。
