TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

"先生"は外に逃げるのではなく、いつものあの部屋に来ていた。

バレないように、机の陰に隠れて話を聞いてみることにした。

"先生"

久しぶりだなぁ、ここに来るの

WZ

こんなところに逃げてきてどうするつもりですか

"先生"

ただちょっと見たかっただけだよ

"先生"

お前らがどれだけ忠実に仕事をこなしているのか

HS

っ、

DN

結局自分のことしか考えていない様ですね

"先生"

ふっ

"先生"

全部知ってるんだろ

"先生"

俺がお前らにした事

HS

もちろん

HS

"先生"が死ねば俺らは解放される

HS

〇〇の未来だって守れるんだ

〇〇

(私の未来…?)

「自分の未来は自分で守りなさい」

ハユンオンニが言っていた言葉と似ている。

WZ

なんであんたに関わった女は全員20代で死んでるんだ?

〇〇

(は、?)

"先生"

なんでだろうな〜

DN

どうせまた洗脳したんでしょうけど

〇〇

(洗脳?)

"先生"

あははは

"先生"

そこまで気づいてるのか!さすが俺の息子たちだ!!!!!

HS

うるせぇよ

HS

俺らの未来奪っておいて何がさすがだ、息子たちだ、

HS

いい加減にしてくれよ

DN

俺はどうなってもいいですけど、〇〇は絶対に死なせないですよ

〇〇

(一体、なんの話しをしてるの…?)

"先生"

やるか?

HS

受けて立つ

DN

やっとこの日が来たか…

WZ

そっちが誘ってきたんだからな

"先生"

お前らの腕見せてみろ

すると4人は戦い始めた。

でも、こんなのどう考えてもフェアじゃない。

ウジオッパに関しては拳銃だし、

ホシオッパとディノはナイフを使えるからある程度の距離があっても戦える。

でも、"先生"が得意とするのは截拳道だ。

〇〇

("先生"が死んじゃう)

"先生"が死んだら開放されるとかなんとか言ってたけど、関係ない

今"先生"を殺すのは絶対にダメだという直感が働いた。

手が震える。

今まで狙ったことの無い相手。

絶対に狙いたくなかった相手。

動けないように、でも、殺さないように。

正確に当てなければならない。

深呼吸をして、もう一度握り直す。

引き金に指を当て、狙いを定める。

後はタイミングを見計らって、

「〇〇!やめろ!」

誰かが叫ぶ声が聞こえたけど、気にしない。

今私がやるべき事はこれなんだ。

バン_

音がした方を見ると、バーノンオッパが窓から"先生"の車に向かってライフルで射撃していた。

〇〇

(パンクさせたのか!)

みんながびっくりして一瞬の隙が出来た。 今だ。

もう一度呼吸を整え、拳銃を握り直す。

引き金に指を添え、タイミングを合わせて…

パン

銃声が耳に響く。

"先生"

うっ…

"先生"が左足を押さえて倒れ込んだ。

DN

〇〇…

HS

なにやって…

WZ

………

3人の動きが止まる。

これでいい。よくやった。

MG

〇〇!!!!!

〇〇

オッパ…

緊張が一気にほぐれ、体の力が抜けて、しゃがみこんでしまう。

MG

もう大丈夫。オッパがいるから安心して

オッパが優しく抱きしめてくれた。

"先生"

〇〇…お前…上手くなったな…

〇〇

"先生"…

オッパが私を抱き上げ、"先生"の近くに行ってくれた。

"先生"

ディノ、みんなに説明してやってくれないか

DN

分かりました

気づいたら、全員入口の方に集まってきていた。

やっと、真実が明かされる。

今までに何があったのか、 3人が裏切った理由は何か、

"先生"とは一体何者なのか…

DN

"先生"の代わりに僕が全部説明します

_𝐇𝐢𝐭𝐦𝐚𝐧_14人の殺し屋

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

400

コメント

2

ユーザー

ハート100にしました! 続き楽しみに待ってます!😊

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚