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今から数十年前 僕は不思議な体験をした
灰兎
おはよぉー
透桜子
おはよぉー
透桜子
あんた昨日何時に寝たの？
灰兎
えっ
灰兎
1時ぐらいかな
透桜子
また夜更かししてたのね
透桜子
そうやって寝ないから頭が悪いままなのよ！
灰兎
うるさいなー
灰兎
お前は俺のかーちゃんか
透桜子
おねーちゃんに向かってお前って言うな
透桜子
透桜子様と呼びなさい
灰兎
いやだね
僕は姉の言うことも聞かず 外に飛び出た
透桜子
ちょつとまだ話は終わって
透桜子
あーもぉー
透桜子
なんで言うことを聞いてくれないのかなぁー
灰兎
はぁー
灰兎
僕が夜更かししようと
灰兎
ねーちゃんには関係ないのに
通行人
きゃー
通行人
危ない
灰兎
えっ
ｷｷｰ
ドン
僕は車に跳ねられてしまった
その衝撃でか 僕は少し前世の記憶？
みたいなのを見ていたんだ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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