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耳障りな蝉の声が聞こえる中、 団子勝負から約1週間
葛葉の足はリハビリを終え、 一人で歩けるとこまで回復した だが、
葛葉
坂田銀時
最近、葛葉の様子がおかしい
なんか、前より 身だしなみに気を遣うように なったし、出かける事も 増えた
葛葉
志村新八
神楽
葛葉
そう言い、葛葉は 万事屋から出て行った
坂田銀時
志村新八
神楽
坂田銀時
志村新八
神楽
志村新八
次の瞬間、二人は何かを 察したようだ
志村新八
神楽
坂田銀時
坂田銀時
志村新八
俺は木刀を腰に差し、
坂田銀時
志村新八
坂田銀時
坂田銀時
志村新八
神楽
志村新八
その後、俺たちはとりあえず 葛葉の跡をつける事にした
葛葉の跡を付けていくと、 とある公園に着いた
俺たちは公園の茂みに隠れ、 様子を伺っていた
坂田銀時
志村新八
神楽
新八が言った方向を 見てみると
子供
坂田銀時
志村新八
葛葉がそのガキを見つけると
葛葉
子供
ガキは葛葉を見つけると、 葛葉に抱きついた
神楽
志村新八
坂田銀時
銀時、神楽、新八 お母さんんんん!??!
葛葉
葛葉がこちらに目を向け、 俺たちは急いで隠れた
坂田銀時
坂田銀時
志村新八
神楽
俺たちが目を向けると、 葛葉達は楽しそうに談笑しながら 歩き始めていた
坂田銀時
俺たちは急いでその場を後にした
葛葉は街中に出て、 ガキと何かを話しながら 街中を回っていた
坂田銀時
志村新八
神楽
坂田銀時
俺は葛葉達の方に 視線を集中させる
親子、か
志村新八
坂田銀時
俺は胸のモヤモヤを無視して、 俺たちはファミレスへと入った
俺たちは葛葉達の席の 後ろ側へと座った
坂田銀時
坂田銀時
神楽
志村新八
その時、後ろから楽しそうな話し声が聞こえてきた
葛葉
子供
葛葉
坂田銀時
なんなんだ、この胸のモヤモヤは、
志村新八
神楽
俺は無意識のうちに 立ち上がり、葛葉達の方へと 向かった
志村新八
神楽
私が明日香ちゃんと話していると
坂田銀時
葛葉
なんと、そこに銀さんが現れたのだ
子供
坂田銀時
銀さんは目をこれでもかと言う程、目を見開かせた
子供
坂田銀時
思い出した、道新んとこの 孤児か!!
坂田銀時
頭がこんがらがる、 どういう事だ?
葛葉
葛葉
すると、葛葉はおもむろに 口を開けた
回想
葛葉
子供
葛葉
子供
葛葉
子供
葛葉
明日香ちゃんは恥ずかしそうに頷き、続ける
子供
子供
葛葉
私は優しく明日香ちゃんの 頭を撫でた
葛葉
子供
葛葉
子供
葛葉
坂田銀時
坂田銀時
葛葉
葛葉
坂田銀時
坂田銀時
葛葉
俺がうんうんと頷いていると
志村新八
新八達が俺のところに向かってきた
神楽
神楽
葛葉
志村新八
新八は苦笑いを溢しながら、 俺と神楽に目を向けた
志村新八
子供
志村新八
子供
志村新八
子供
志村新八
坂田銀時
坂田銀時
神楽
志村新八
そして、俺の左側には葛葉、 右に新八、そして向かい側には 神楽と明日香が座った
坂田銀時
その後、それぞれ頼んだ物が 来た
神楽
志村新八
坂田銀時
子供
坂田銀時
坂田銀時
志村新八
葛葉
子供
その後、つい話が盛り上がり 店を出る頃にはもう夕方だった
坂田銀時
子供
坂田銀時
子供
坂田銀時
葛葉
葛葉
子供
私は鞄から小さなつづみ袋を 取り出す
子供
葛葉
明日香ちゃんはつづみ袋を 丁寧に開けていくと
子供
中から、うさぎのぬいぐるみが 出てきた
葛葉
子供
明日香ちゃんはとびきり可愛い 笑顔を見せながら、そう言った
坂田銀時
銀さんは明日香ちゃんの手を取り、私は明日香ちゃんのもう反対の手を握った
坂田銀時
葛葉
子供
明日香ちゃんの腕を引っ張り、 宙に浮かせる
志村新八
神楽
志村新八
夕焼けの中、 笑い合いながら歩いていく 一つの家族
あれから数日、 万事屋にとある封筒が届いた
葛葉
坂田銀時
銀さんはソファに寝そべり、 ジャンプを読みながらそう答える
志村新八
神楽
私は封筒の中を取り出し、 紙を広げると
葛葉
神楽
志村新八
坂田銀時
紙には、
私達、四人の絵に 真ん中にはうさぎのぬいぐるみを 抱えた明日香ちゃん
クレヨンで
「ありがとう、お母さん、お父さん、お姉ちゃん、お兄ちゃん!!」
そう拙い文字で書かれていた
坂田銀時
その絵は、額縁に入れられ、壁に大切に飾ってある