江名子
江名子
デスクの上から
そびえ立つような紙の山が消える
江名子
24:30
チームリーダーになって
立場があがった分、責任も仕事も増えて
正直、疲れるけど
何もしてないより、ましかなって
こうして残業をしてる
江名子
江名子
そんなのは幻想で
現実はマンガほど甘くない…
江名子
江名子
大将
大将
江名子
江名子
江名子
大紀
江名子
江名子
江名子
その時、世界が斜めに動いて
体の力も抜けていって
大紀
気がつけば、温もりと落ち着く匂いが包んでいた
大紀
江名子
これって
まるで抱きしめられてるみたいだな…
江名子
江名子
大紀
大紀
江名子
江名子
江名子
江名子
大紀
大紀
大将
大紀
大将
大将
大紀
大紀
江名子
なんとか彼に支えられながら 出口に向かう
バタン
大紀
江名子
タクシーのおじさん
タクシーのおじさん
大紀
大紀
タクシーのおじさん
タクシーのおじさん
江名子
大紀
江名子
大紀
大紀
江名子
江名子
大紀
大紀
大紀
タクシーのおじさん
タクシーのおじさん
大紀
タクシーのおじさん
タクシーのおじさん
江名子
その常連さんは
俺の腕にしがみついて 寝てしまっている
大紀
心なしか
切ない表情で、涙で顔が濡れていて
なぜか目が離せなくなる
大紀
その濡れた頬をそっと拭う
すると
安心したように少し微笑む
大紀
大紀
大紀
江名子
あまりにも起きないから
仕方なく、彼女を背に乗せる
大紀
大紀
タクシーのおじさん
大紀
大紀
江名子
大紀
大紀
江名子
江名子
江名子
江名子
江名子
江名子
江名子
彼女は、俺の首に腕を回して
顔をうずくめる
江名子
江名子
大紀
ガチャッ
部屋に入り、とりあえずソファーに 彼女を寝かす
大紀
江名子
江名子
大紀
大紀
コップを渡そうと振り返ったとき
江名子
シャツがはだけて
その隙間からセクシーなブラが視界に入る
大紀
大紀
心臓が跳び跳ねて
近くにあったブランケットを 急いで被せる
大紀
江名子
彼女は、せっかくかけたブランケットを
するする床に落としてしまう
大紀
江名子
江名子
江名子
大紀
江名子
江名子
彼女は ふらふらと俺に近づくと
ぐっと手を引っ張り
江名子
隣に座るように要求する
江名子
そして
俺の手元のコップに口をつける
江名子
酔ってるせいか
口から水がこぼれて、彼女の胸元を濡らす
大紀
江名子
大紀
江名子
気がつくと
彼女をソファーに押し倒し
床には
コップがガランと転がっていた
江名子
江名子
大紀
大紀
その口を塞ぐように唇を押し当てて
江名子
大紀
俺は
そっと彼女の肌着をテーブルに置いた
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