毎日退屈。

毎日退屈だ。

俺は桃。ごく普通の男子高校生だ。 少し周りと違う事といえば

周囲にあまり興味がない事 くらいだろうか。

勉強は普通。運動も普通。 顔は...自分で言うが結構良い方だと思う

少し話が変わるが最近席替えがあり、 望んでいた1番すみの隣の席に誰もいない席になれたため、少しばかり短気な俺も最近少し機嫌が良い。

そう思い少しイラつきながらも盛り上がっている話題が少し気になり、耳を傾ける。

さっき言った通り俺は周囲にさほど興味がない。もちろんその転校生とやらにも興味がわかなかった。

ガラガラッ

と元気良く返事をして転校生が入ってくる。

転校生が入って一通り自己紹介をするとクラスはざわつきはじめた。

転校生はトコトコと歩いて俺の隣へ歩いてくる。

これからめんどくさい事になるんだろうと思っていた俺は、この時こいつに恋心が芽生えるなんて思ってもいなかった。