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翌日、彼女は突然姿を消した。
屋上にも、教室にも。
机に残された封筒を開く。
haruchiyo.
春千夜くんへ—— ごめんね。突然いなくなることを許して欲しい。 香りだけでも、あなたの記憶に残りますように。 ——水瀬 薫.
香水の名前や香料の重なり方まで書かれていた。
haruchiyo.
haruchiyo.
haruchiyo.
haruchiyo.
手紙に綴られたように毎日屋上に行っても薫の姿は見当たらなかった。
haruchiyo.
haruchiyo.
haruchiyo.