主です
主です
主です
主です
主です
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立ったまま話すのも何なので通学路にある公園に立ち寄った
この時間になると、もう遊んでいる子供もいなて、いつもとは違う雰囲気だった
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💙がゆっくりと話し始める
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💙が言った言葉を理解するのに少しの時間がかかった
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💙がマフィア…?
信じられない
でも、じっと俺の目を見つめて話す💙の真剣な表情からは嘘をついているようには見えない
そもそも💙がこんな嘘をつくとは考えられない
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💙は自分の生い立ち、なぜマフィアになったのかなど、ぎこちないながらも丁寧に話してくれた
💙がマフィアだったことに加え、今日転校してきた❤、そしてもう1人元マフィアだった人が来た、ということに、更に驚かされた
💙の話を聞いていくうちに、改めて俺は💙のことを何も知らないんだと痛感する
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💙
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💙の体は震えていて、
小さな体にこんなにも大きな悩み、不安を抱えてきたのかと思うと、それに気付けなかった自分に腹が立つ
それと同時に何としてでも💙を守りたいと強く思った
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そう、自分にも強く言い聞かせるように呟いた
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予想通り、💗くんはとても驚いていた
だけど、💗くんは僕の話を馬鹿にすることなく、真剣に聞いてくれた
僕の目をじっと見つめて静かに話を聞いてくれたから、
僕はありのまま、嘘偽りなく全てを安心して話すことが出来た
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全てを話終わったあと、💗くんはそう言った
💗くんは信じてくれた…
だからといって、怖がったり軽蔑することは無かった
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💗くんの温かい言葉に涙が溢れそうになる
こんな所で泣くのもおかしいのに…
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そんな涙も💗くんの次の言葉によってスっと止まった
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💙が泣きそうになっているのを見て、思わず口をついて出た言葉だった
どうにかして泣き止んでもらうと思い、俺に出来ることは💙を楽しませることだと思ったから…
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💙が少しの間考える
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本当にOKしてくれるとは思わなかったから、誘った俺の方が驚いている
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そう言って💗くんは部屋を出ていってしまった
何となくの流れでここまで来てしまったし…
あそこで断るのも可哀想だったから…
だけど、誰もいないのはそれはそれで気まずい…
そんな気を紛らわすために部屋を少し見てみることにした
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目に入ったのは机の上にあった一枚の写真だ
手に取って写真を見る
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その時、ガチャっと扉が開いて💗くんが帰ってきた
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💗くんがバッと手を伸ばして写真を取ろうとする
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だけどそれを僕は綺麗に避ける
元マフィアの反射神経はダテじゃない
💙
その写真には僕が写っていた
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💗回想
俺はそこそこ頭も良かったし、家から通える範囲で1番偏差値の高い高校に入学した
移動教室でたまたま中庭の横を通った時に桜の木の下に人がいて、
なぜかは分からないけれど引き寄せられるように中庭に出た
木の下にいたのは透き通るような水色の髪の小柄な男の子だった
その子は虚ろな目で桜を見上げていて
ただそれだけなのに俺はその子に惹き付けられた
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気づいた時には声をかけていた
その子はコクリと頷いてまた桜を見上げた
カシャッ
淡いピンクと差し込む光に水色の髪と瞳が映えていて、思わずスマホのシャッターを切っていた
その音に反応してその子が振り向く
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少し頬を赤らめたその子は凄く可愛くて、その表情に一目惚れした
💙の名前を知ったのはこの少し後だったけれど、
俺はずっと💙を目で追っていた
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思い出した…去年、いきなり話しかけてきた人がいた
あの頃は何にも関心がなかったから、ほとんどのことは覚えていないけれど…
凄く顔が整っている人が話しかけてきたのは覚えている
あれが💗くんだったんだ…
💗くんと話したのは屋上が初めてだと思っていたけど、もっと前から繋がっていたのか…
💙
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💗くんが赤くなって、僕まで恥ずかしくなる
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気まずい空気を振り払うように僕達はゲームを始めた
主です
主です
主です
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コメント
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続き待ってますッ!まじで神です!フォロー失礼しますm(_ _)m
コメント失礼しますm(_ _)m 控えめに言って神!話最高!!!!続き待ってます!