沢木綾香
沢木綾香は私の方を右手で押した その目は鋭い光を放ってる
逢沢優亞
沢木綾香
柴村静子のこと放っておけって言ってるだけじゃん?どうしてわかんないかな
逢沢優亞
沢木綾香
あいつのせいであんたが今ここに呼びたされてるんだから、
小山田マミが呆れたようにさげすんだ笑みを浮べる
逢沢優亞
なんどこのお願いをしたかもう数えきれない。これは彼女達への通告だった。でも彼女たちには私の言葉なんか何一つ響かない
沢木綾香
何様のつもり?
イラだった綾香が細く長い脚で私のスネを蹴る 私は両足にぐっと力を入れて耐える
沢木綾香
マミはそう言うと 冷ややかな意地悪そうな笑みをこち元に浮かべた。 そしてすぐ側にあった大きなボールかごからバスケットボールを取り思いっきり投げた。 避けるまもなくボールはあたしの腹部に当たった。
逢沢優亞
鈍い衝撃が走った 痛むお腹を押さえて体をくの字にすると今度は私の肩にぶつけた。
逢沢優亞
お願いだから辞めて
沢木綾香
今さら何言ってんの?
あんたのお願いなんて聞くはずないじゃん。
綾香が冷ややかな口調で言うとマミが隣に移動してボールをつかみ勢いよく腕を振った ボールは私の顔面をとらえた。 一瞬意識が失いそうになる 座り込んだ私に向かって二人はボールを投げつけてくる。 頭 肩 腰 お腹 背中 脚
逢沢優亞
お願い辞めて
私の叫びか体育館倉庫に響き渡った
沢木綾香
小山田マミ
沢木綾香
二人は悪い笑みを見せて私を睨んた
クラスでの話し合いの時目
若菜先生
このクラスにいじめある?
若菜先生
ごめんね変なこと聞いて
先生は少しはきずいてる そう私は思った放課に聞こう 放課
逢沢優亞
若菜先生
逢沢優亞
若菜先生
そんなのないでしょ笑
うちのクラスに限っていじめなんて笑っちゃう
一応確認したかっただけよ!
逢沢優亞
若菜先生
逢沢優亞
でもいじめられたって
相手が感じたらいじめですよね?
若菜先生
若菜先生
逢沢優亞
悪口を言われても暴言を履かれても全部我慢しろってことですか?
若菜先生
逢沢優亞
若菜先生
逢沢優亞
そんなんでいじめを否定しないでください
先生は何を言いたいんですか?
若菜先生
逢沢優亞
若菜先生
やっぱり周りの意見に対して合わせれないのも問題ね。
皆さんはどう思いますか?