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恋ごころ#6

第1話 - 恋ごころ#6

2021年07月02日

#恋愛

#学園

#同級生

chi__chan

1週間後

ゆら

(歩いてる)

湊

(音楽聴いてる)

ゆら

！、、

女子1

みーなと！何聴いてるの？

湊

ん？

女子1

だーかーら！何聴いてるの！

女子2

私も聴きたい！

ゆら

、、(行く)

湊

だーめ

女子1

なんでよ

湊

俺、そうゆうのやめたから

女子1

え？

湊

本気で欲しい人ができたんだよね。だから、もう集まりとかも行けないわ

女子1

えー、なんか湊らしくない

湊

自分でもそう思うよ

女子2

、けどさぁ、湊変わったよね、いい意味で

湊

え？

女子2

好きな人ができるって良いことだよね。今の湊の方がすごく魅力的だと思う

湊

、、

女子2

私応援する！

女子1

え？ほんとに言ってんの？

女子2

本気だよ。頑張ってね

湊

、ありがとう

女子1

んー、、だったら私も応援する。遊べなくなるのは寂しいけど、頑張って

湊

ありがとう

女子1

ちなみに、、誰？

湊

教えないよ。内緒ー

女子1

ずるい！！

湊

😊

遠足当日

陽菜

鎌倉なのはいいけど、電車で現地集合ってどうなのよ！

ゆら

仕方ないよ

陽菜

しかも通勤ラッシュの時間にー！

ドアが開く人が入ってくる

陽菜

うそでしょ！もういっぱいなのにー！

ゆら

え？！陽菜？！

陽菜

ごめんゆら、またあとで(人の流れに押されていく)

ゆら

うそー、、

男

(ゆらの前に立つ)

ゆら

、、

男

(近づいていく)

ゆら

！、、、

湊

(2人の間に立つ)

ゆら

！、一ノ瀬くん

男

ちっ！(離れていく)

湊

大丈夫？

ゆら

、、うん

湊

そんな短いスカートで乗ったら、痴漢してくださいって言ってるようなもんだよ

ゆら

、、こんなに混んでると思わなくて

ガタン！

ゆら

！(姿勢崩す)

湊

(抱く)

ゆら

！

湊

大丈夫？

ゆら

、ありがとう

湊

危ないから捕まってて

ゆら

、、うん(袖掴む)

湊

、、

陽菜

あ！ゆらごめん！大丈夫だった、、って一ノ瀬といたんだ

ゆら

、たまたま一緒になって

湊

、、

ゆら

、さっきはありがとう。じゃあ(行く)

陽菜

ちょっとゆら！、、なんかあったの？

湊

どうやら俺は避けられてるらしい

陽菜

え？

湊

遊園地以来、話しかけてもあんな感じだし。あからさまに避けられてる

陽菜

、、ねぇ、私に考えがあるんだけど

湊

？

2時間後

石崎

じゃあここから先は自由行動になる。指定された時間までにここに戻ってくるように。くれぐれもはしゃぎすぎるんじゃないぞ！じゃあ解散

ゆら

陽菜、どこ行く？

陽菜

えーっと、そのことなんだけど、かずきたちも一緒にいい？

ゆら

たち？

一樹

ごめんごめん、担任の話が長すぎて遅くなった

湊

(一緒に来る)

ゆら

！、、(小声)なんで一ノ瀬くんも

陽菜

人数多い方が楽しいかなーって。もう時間ないし行くよ！(行く)

ゆら

ちょっと！

湊

よろしく

ゆら

、、

陽菜

ここのケーキ美味しい！やっぱ調べてきて良かったぁ♪

ゆら

ここ人気だったもんね

湊

よくテレビでもやってるしね

ゆら

、そうだね

湊

、、

陽菜

、、えーっと、それではここで解散したいと思います！

ゆら

え？解散？

陽菜

だってー、私達デートしたいしー❤️ちょっとは気遣ってもらわないと❤️

ゆら

わかってるけど、、

陽菜

ってことで！一樹行こう！一ノ瀬、ゆらよろしく！(行く)

ゆら

陽菜！、、

湊

あいつ急だなぁ

カフェ外

一樹

あんな感じでよかったのかよ

陽菜

いいの！あんな風に離れないとゆらついて来そうだから。どんな結果になっても、ゆらには幸せになって欲しい

一樹

そうだな

陽菜

私たちはとりあえず、デート楽しも！

一樹

おう！

カフェ内

ゆら

、、

湊

、ゆらちゃん

ゆら

(立つ)

湊

どしたの？

ゆら

、、出る

湊

え？

ゆら

(行く)

湊

どこ行くの？💦

ゆら

(歩いてる)

湊

ゆらちゃーん

ゆら

、、

湊

ゆーらちゃーん

ゆら

、、(振り返る)

湊

うぉ！びっくりしたぁ

ゆら

どうしてついてくるの？

湊

どうしてって、、1人じゃ心配じゃん？

ゆら

1人でも大丈夫だから(行く)

湊

、、どうして避けるの、俺のこと(ついていく)

ゆら

別に避けてないよ、いつもと同じ

湊

前はそんなんじゃなかったと思うけど

ゆら

気のせいじゃない？

湊

明らかに態度違うけど

ゆら

そんなことないよ

湊

じゃあこっち向いて

ゆら

なんで

湊

目見て話そう

ゆら

私行きたいとこあるから

湊

(腕掴む)ゆらちゃん、そろそろほんとに

ゆら

(振り返る)、、

湊

ゆらちゃん

ゆら

、、

湊

俺、ゆらちゃんが好きだよ

ゆら

、、言ったでしょ？私と付き合ったって面白くないし、周りの人と比べて可愛くもない。一ノ瀬くんが思ってるようないい子じゃない

湊

勝手に決めないで。どう思うかは俺が決める

ゆら

、、

湊

、、俺、中学の頃、好きな子がいたんだ

ゆら

、、

湊

あんまり話したことはなかったから、一目惚れってやつ？とにかく好きだった。だから、突然話しかけられた時はすごく嬉しくて。それからよく話すようになって、きっと向こうも自分のことが好きなんだって勝手に思って告白して。でも勘違いだった。その子が好きだったのは、俺が仲良くしてた友達の方。その友達に近づくために俺と仲良くしてたって言うのを後から聞いて、女ってみんなこうなんだろうなって思うようになって。それからは見ての通り。適当に遊んで、適当に振る舞って、何もかも適当にやってきた

ゆら

、、

湊

でも、ゆらちゃんは違った。好きな人に真っ直ぐで。嬉しかったら笑ったり、悲しかったら寂しい顔したり。こんな子いるんだってびっくりした。それと同時に、この子のそばに居たいって思うようになった。俺を変えてくれたのはゆらちゃんだよ

ゆら

、、そんな子じゃない

湊

ん？

ゆら

一ノ瀬くんが思ってるような、そんないい子じゃない(行く)

湊

ゆらちゃん、、ゆらちゃんがなんと言おうと俺はゆらちゃんが好きだよ

ゆら

やめて、、

湊

やめない。俺はゆらちゃんが

ゆら

これ以上好きになっちゃうから

湊

！(腕を掴む)

ゆら

(振り返る)！

湊

今なんて？

ゆら

！

湊

全部聞く。ちゃんと聞くから。話して

ゆら

！、、私、この前まで教師と付き合ってたんだよ？

湊

うん

ゆら

本当は許されないことしてきたんだよ？

湊

うん

ゆら

私と一ノ瀬くんは釣り合わない

湊

、うん

ゆら

けど、、他の女の子といると胸がギュッとなる

湊

、、

ゆら

一緒にいるともっと知りたいって思っちゃう

湊

、、

ゆら

だから、、そばにいたくなかった。これ以上一緒にいたら、もっと好きになっちゃうから

湊

！(しゃがむ)

ゆら

！え？どうしたの？

湊

びっくりしたー

ゆら

え？

湊

嫌われてんのかと思ったー

ゆら

、、

湊

(立つ)教えて、ゆらちゃんの気持ち

ゆら

、、私は、、一ノ瀬くんが好き

湊

(抱く)

ゆら

、、

湊

俺も。俺もゆらちゃんが好きだよ

ゆら

でも私

湊

前に誰と付き合ってようが関係ない。俺はそれも含めたゆらちゃんが好きなんだから

ゆら

、、ありがとう

湊

(離れてキスしようとする)

ゆら

待って

湊

？

ゆら

あの、、私、、なくて

湊

ん？

ゆら

したことなくて、、

湊

え？でも

ゆら

学生の時はやめようって言われてたから、、

湊

じゃあラッキーだ

ゆら

え？

湊

(キスする)

ゆら

！

湊

ゆらちゃんのファーストキスゲット

ゆら

やめてよ///

湊

もう一回(キスする)

ゆら

！、、

湊

(抱く)

ゆら

、、

湊

大事にする

ゆら

うん

湊

はぁ、、こんなにドキドキしたの久々で心臓破裂するかと思った

ゆら

ごめんね、ずっと避けるようなことして。自信がなくて

湊

もういいよ。気にしてない

ゆら

でも一つだけ

湊

ん？

ゆら

私はその子とは違うよ？

湊

、、

ゆら

私が好きなのは、他の誰でもない、一ノ瀬くんだから

湊

、ほんとだ

ゆら

え？

湊

みんなが言った通りだ

ゆら

みんな？

湊

ありがとうゆらちゃん

ゆら

、、うん

陽菜

ゆらたちまだかなぁ？もしかしてうまくいってないとか？！

一樹

お前がそんなに心配しても仕方ないだろ？

石崎

あとは一ノ瀬と椎木だけか、、

陽菜

、、あ！帰ってきた！

石崎

、、！

湊

(手を繋いで帰ってくる)

陽菜

なーんだ

一樹

心配する必要なかっただろ？

陽菜

あんただって心配してたくせに

一樹

うるせぇ

陽菜

お帰り

ゆら

陽菜、あのね

陽菜

やるじゃん、一ノ瀬

湊

おぅ

ゆら

え？どうゆうこと？

陽菜

私はなんでもお見通しなの♪ゆら、おめでとう

ゆら

陽菜、、ありがとう

陽菜

まぁこのカップル、、悪くないんじゃない？

一樹

素直になれよ

ゆら

😊(石崎の方を見る)

石崎

、、

ゆら

、、

湊

、、

石崎

😊

ゆら

！、、😊

湊

😊

女子1

うそ！湊が好きだったのってゆらだったの？！

ゆら

え？なんで

女子2

でもすごくお似合い。2人ともおめでとう

湊

サンキュ

ゆら

ねぇ、なんでみんな知ってるの？

湊

んー、、俺がゆらちゃん好きなのダダ漏れだったのかもね？

ゆら

絶対うそ

湊

まぁまぁ

ゆら

全部話してもらうからね。帰ったら

湊

はーい

ゆら

😊

湊

😊

1年後

ゆら

(外見てる)

石崎

椎木

ゆら

先生

石崎

進路、決まったんだって？おめでとう

ゆら

ありがとうございます

石崎

よかった

ゆら

専門学校だから早めに決まっちゃって

石崎

そうじゃなくて

ゆら

え？

石崎

笑っててよかった

ゆら

、、私はずーっと笑ってますよ

石崎

！、じゃあな(行く)

陽菜

やばーい！

ゆら

どうしたの？！

陽菜

この書類出し忘れた！どうしよう！

一樹

陽菜！ちゃんと見ろ！

陽菜

え？

一樹

それの期限、明日まで

陽菜

なんだー、よかったぁ

ゆら

ほんとおっちょこちょいなんだから

陽菜

うるさい☹️じゃあ出しに行ってくる

ゆら

行ってらっしゃーい

湊

ゆら

！一ノ瀬くん

湊

こんなとこにいたのか。教室行くって言ったのに

ゆら

なんかここ風通しが良くて。立ち止まったらずっとここにいた。一ノ瀬くん、よくここわかったね

湊

、、

ゆら

どうしたの？

湊

また一ノ瀬くんって。そろそろ名前で呼んでくれてもいいんじゃない？

ゆら

なんかくせで

湊

ふぅーん(行く)

ゆら

ちょっと待ってよ

湊

今日帰りにクレープ奢ってあげようと思ったけどやーめた

ゆら

え？！クレープ？！それはだめ！ごめん！

湊

(歩いていく)

ゆら

、、湊！

湊

(振り返る)

ゆら

(駆け寄る)待ってよ、湊

湊

、、何？

ゆら

２回も呼んだ

湊

もう一回

ゆら

クレープ食べたい

湊

わかりました！奢らせていただきます！

ゆら

😊ありがとう、湊

湊

！😊

ゆら

😊

END

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