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4月
同じ高校に入学した、未来と華子
小学校、中学前半までは仲良く、 ずっと一緒だった
でも、年齢が上がるにつれグループは 出来てくる
奇跡的に小学校も中学校でも全て同じクラス。 それでも、同じグループに属すことはない
あの子はキラキラ輝く明るいグループにいて、私はグループに属さず1人本を読む
また、以前のように戻る。そう信じながら
ここは、花舞学園。 一般的に言う【お嬢様校】 そこに通えるものは 礼儀と学力があるもののみ。 そこに私達は今日、入学した
校長
司会者
今日から入学するとは言え、長い長い入学式は必要ないと思うのは 私だけでないはず。 この入学式に使われる2時間弱で沢山できることがあるはずなのに。そこまで頭が回らないのがこの学園の面白いところ
そして、私が今日入学生代表挨拶を務める。
愛川華子
司会者
司会者
愛川華子
愛川華子
こんなくだらない式で本格的な話をするって… なんでこんな面倒くさいことをしたがるの?大人って
挨拶をし、30分ほど経った頃だろうか。式が終わり、各教室へ移る。
今年も、同じグループには属せないであろう未来と同じクラス。
1人で下を向き、教室へと向かう。 その時、後ろから声がした。
結城未来
愛川華子
中学から然程喋って居なかったからか、変に緊張する
愛川華子
結城未来
愛川華子
結城未来
愛川華子
結城未来
愛川華子
結城未来
愛川華子
結城未来
愛川華子
そこから何気ない会話を紡ぎながら教室へと向かう。
今年はいつもと違う1年になりそうと思いながら、 未来の下へと駆け寄る
移動を指導してくださるのは担任。
校則がそこまでないのと先生方が厳しくないので殆どの生徒は所構わず会話を続ける。
結城未来
愛川華子
今村さくら
愛川華子
結城未来
中学の頃からSNSを始めた未来は、 某写真投稿サイトで繋がりを持つようになった
愛川華子
結城未来
今村さくら
愛川華子
今村さくら
愛川華子
初対面の人には良く聞かれる質問。
生まれたときから色素が薄く、体も弱いため アルビノに間違われることもあるが、アルビノでもないし、特別な何かがあるわけじゃない。
強いて言えば、この真っ白の髪と肌と目
今村さくら
愛川華子
結城未来
結城未来
今村さくら
今村さくら
結城未来
愛川華子
今村さくら
愛川華子
結城未来
3人の友情が1番すぐに散る。
何度もその光景を目の当たりにしてきた。
未来の友達に声をかけられ、 未来が私の所に優先的に駆けつける。
有り難いけど、 未来の人間関係に罅を入れたくはない。
今度こそ、失敗しないように、 迷惑を掛けないように、 3人で親しくなれるように、
今村さくら
結城未来
愛川華子
愛川華子
今村さくら
結城未来
結城未来
愛川華子
結城未来
今村さくら
そこから他愛のない会話をしながら進む。
目の前には、新しい教室がある。