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はーあ…

保健室での一件があってから一週間…

桃は毎日のように俺らの教室に来るようになった。

正直、気まずい…けど

悪いことばかりでもなくて!

じゃあ、二人は同じ中学からきたんだ!

へー仲良しやな…

たまたま志望校一緒だっただけ!

でも一緒に受かってよかったよね〜

赤全っ然勉強してなくて!

ちょ、黄ちゃん?!

わかるわー、こいつ予習全然やってこねえもん

青ちゃんまで!

俺ダメダメみたいになるじゃんやめてよ!

聞いてる限りそうだけど…

な、紫くん!!

新しい友達ができてきた!

最初は不安だったけどほんっと良かった…

苦手なの?

教えてやろうか?

こいつもついてくるけど。

…いらん

でも苦手なんだろ、勉強

いらんて!お前じゃなくて黄ちゃんに教えてもらう!

なっ…

あららフラれてやんの

ちょっと赤〜
桃君めっちゃ勉強できるんだよ?

そうなん?!すご

顔もいい頭もいいってなんか腹立つわ〜

そんなん言われたことねえし

は?

え?

ごめんこいつ超鈍感なの(小声

うわもったいね…(小声

…え、な、何だよ

いーよ桃くんは…そこがいいんだよ

えっ…お…おう

こんな感じで、

6人でにぎやかな毎日を送りつつある。

一週間後にはテストもあるし、

今は勉強に集中、だね…

ふわぁ…あ

ふはっwでっかいあくび!

寝不足なん?

うーん…ちょっとね笑

もうテスト期間ですもんねー

勉強してると寝る時間どんどん遅くなる…

ダメだぞ黄

寝ないと記憶が定着しない
最低でも6時間、できれば8時k…

お母さんかよ笑笑

キーンコーンカーンコーン…

…やっば、時間

黄くん、桃くんもう行こう!

じゃあね赤!

バイバイ!

廊下側の席から、走り去っていく桃たちを見る

走るとなびく髪の毛…

膨らむシャツ…

ーーーー『ギュッ』

バッ…!!///

(な、なに思い出してんだ俺っ!!

じゅ、授業の準備しなきゃ…

そう思った次の瞬間

廊下から音がした。

ドンッ!

???

わっ…!!

???

大丈夫か!?

…ハァ…//

紫くん!大丈夫?

!!

紫くん、倒れてる…!

???

なにあれ…もしかしてヒートじゃ…

???

マジか紫Ωなんだ…

な、紫く…

ーーーーーーどけっ!!

ガバッ(紫をお姫様抱っこ

…!!

…ハァ…桃く…

保健室、いこ

先生には伝えとく!

おう(タタタッ

さ、桃…

わあ、紫くん大丈夫かな…

にしても桃、相変わらずだな…

お姫様抱っこなんて…

…(ズキ

…ん?

ず、”ズキ”?

ズキってなんだズキって…

別に紫くん体調不良なんだから当たり前…

なのに…

『俺が、その運命ってやつじゃなくても好きだって

証明してみせるから』ーーーーーーー

…何だよ(ボソッ

赤ープリント

あっわり…

???

うわあ桃君がお姫様抱っこした!!!

???

いいなあ…///

???

でもあいつ…αじゃねえの?

???

マジかよまさかあいつら保健室で…

???

ちょっと男子!!最低っ

………(グッ

(…橙?

紫くんを運ぶ背中が頭から離れなくて

…胸の奥が何故かズキズキした

生まれてきてくれて/桃赤

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