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8 - 第8話 ゼロの過去編 『崩壊された日常と救いの手』

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2025年05月31日

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引っ越ししてから僕は変わった。剣術道場に通い、雫や皆と一緒に遊んだりして毎日が楽しくてこんな日常がずっと続くと思っていた……だけど

ゼロ(昔)

母ちゃん……!!(泣)

ゼロの父

ッ…(泣)

僕が7歳の時に"母ちゃんがタヒんだ…"原因は癌になったからだ。それはずっと泣いた…僕はずっと母ちゃんの遺影を見ながらひたすら泣き続けた。そして僕は父ちゃんと二人で暮らす事になった

母ちゃんの居ない生活に慣れた頃…ある日突然父ちゃんから話があると言い、リビングに呼ばれた

ゼロ(昔)

父ちゃん…話って?

ゼロの父

実はな…父ちゃん暫く"遠くに行く事になったんだ"

ゼロ(昔)

えっ!?(汗)

話によると、今回の仕事はとても過酷になるかもしれないみたいで…ちなみに僕の父ちゃんは色んな世界にある古代のお宝を保護する役割の仕事をしてる

ゼロ(昔)

じゃあ…帰ってこれないって事…?

ゼロの父

多分な…けど約束する

ゼロの父

"必ずお前の所に帰ってくる"って

ゼロ(昔)

!本当…?

ゼロの父

嗚呼!一度約束したら絶対に果たすのが男ってもんだ!

ゼロ(昔)

父ちゃん…!!

ゼロの父

…あっそうだ。お前にこれをやる(ロケットペンダントを渡す)

ゼロ(昔)

?ロケットペンダント?

ゼロの父

それは父ちゃんの大切なもんが入ってんだ

ゼロ(昔)

へぇ~…でもこれ鍵がないと開かないタイプだけど?

ゼロの父

嗚呼…鍵に関しては自分で見つけてくれ

ゼロ(昔)

自分で!?(汗)

ゼロ(昔)

じゃあ中身だけでも教えてよ!!(汗)

ゼロの父

言ったら面白くないだろ?だから自力で頑張って見つけてこい

ゼロ(昔)

えぇ〜…何処にあんだよ…(汗)

ゼロの父

あははっ!

父ちゃんから託されたこのロケットペンダント…父ちゃんが仕事に行ってる間僕は家の中を探し回っていた。だけど中々見つけられなかった…近くの庭やベランダにも探したけど結局見つからず…それでも僕は諦めなかった絶対にこのペンダントの中を明かすって

そんなある日の事だった…僕は何時もの様に鍵探しをしていた

ゼロ(昔)

うーん…やっぱ此処にはないか…(汗)

悪女

こんにちはセーラちゃん♪

ゼロ(昔)

!?

突然女の人が僕の庭に勝手に入って来て、何故か僕の名前を知っていた

ゼロ(昔)

だっ誰!?ていうか何で僕の名前…!(汗)

悪女

あらごめんなさい。私は…貴方の"親戚"よお父さんに頼まれて此処に来たのよ

ゼロ(昔)

親戚?(汗)

その人は親戚と名乗っていたが凄い怪しかった。理由はまず両親は"親が居ない"…だから僕には親戚なんて存在しない…それに父ちゃんがそんな事言ってないし

ゼロ(昔)

嘘だ!僕には親戚なんか居ない!!

悪女

まぁまぁ…そんなに警戒しないで?

ゼロ(昔)

お前誰だよ!何が目的なんだ!!

悪女

んふふふ…これからよろしくね?セーラちゃん♡

ゼロ(昔)

ッ…!?(汗)

その人の瞳は"狂気的な愛"を感じる様な視線で見つめていた…それがなんだか恐怖で僕の生活は一気に地獄になった…あの女の人は近所の人達に親戚と名乗っていて皆その話を信じていた…何回も弁解したが誰も信じてはくれなかったし、何より居心地も悪かった

※⚠注意事項。此処からは嘔吐表現やらがあります。苦手な人、もしくは地雷の方は飛ばして見てください

悪女

セーラちゃんご飯だよ〜♡

ゼロ(昔)

ッ…(汗)

おばさんが作るご飯は何故か髪の毛や、薬っぽいのが入っていた…

ゼロ(昔)

あの…僕食欲が…(汗)

悪女

良いから食べなさい!残すのは許さないわよ!!💢

悪女

グイッ!(無理矢理食べさせる)

ゼロ(昔)

むぐっ!?(汗)

悪女

どぉ〜?美味しいでしょ?♡

ゼロ(昔)

ッッ…(汗)

トイレにて

ゼロ(昔)

ヴッ…ゲェェ〜!!(汗)(吐いた)

ゼロ(昔)

ゴホッゴホッ!…ハァハァ…(汗)

僕は1日中ずっと吐いた…口の中気持ち悪くて視界もぐらぐらするわでそのせいか普通のご飯も食べれなくなり…"断食症状"になってしまった。おまけに外に出ることすら出来なくなり、言わば監禁状態となった

あれから1週間が経った…僕の精神はかなりボロボロで身体がだんだん痩せてきた

ゼロ(昔)

もう…嫌だ…誰か…助けて…!(泣)

ゼロ(昔)

父ちゃん…母ちゃん…会いたいよ…!(泣)

コンコンッ

ゼロ(昔)

…?何だ…?

雫(昔)

セーラ!居るー?(※窓越し)

ゼロ(昔)

!雫!?(汗)

窓を見ると何故か雫が僕の部屋の窓に居た。しかも此処二階なのでどうやって登ってきたのかと思ったが、取り敢えず中に入れる事にした

ゼロ(昔)

雫…どうして…?(汗)

雫(昔)

最近セーラが来ないから来たんだけど…なんか親戚の人?とかが"セーラは此処には居ないから今日は帰ってくれ"って…

雫(昔)

でも此処にセーラの気配がしたから木に登って窓から覗いたらセーラが居た

ゼロ(昔)

な…成る程…(汗)

雫(昔)

所で何があったの?それになんか随分と痩せてるし…

ゼロ(昔)

!そっそれは…(汗)

僕は言えなかった…こんな事を話したら雫やおじさん達にも迷惑を掛けたくないし何より危険な目には合わせたくない…だけど雫は何かを察したのか無言で見つめた…そして

雫(昔)

……ギュッ(手を握る)

ゼロ(昔)

?どうした雫p

雫(昔)

逃げるよセーラ!!

ゼロ(昔)

…え?(汗)

雫(昔)

此処に居たら今よりもっと苦しくなるよ!

ゼロ(昔)

でっでも…(汗)

雫(昔)

ほら行くよー!(そのまま窓から飛び降りた)

ゼロ(昔)

えっ…えぇぇー!!?(汗)

タッタッタッ!!

雫(昔)

ハァハァ…(汗)

ゼロ(昔)

ハァハァ…(汗)

雫(昔)

これで大丈夫かな…?

ゼロ(昔)

し…雫…どうして…?(汗)

雫(昔)

?だってセーラ…"凄く苦しそう"だったから…それにあの女の人めちゃくちゃ怪しい!!

ゼロ(昔)

雫(昔)

何時もセーラに守られてるから…今度は"私がセーラを守るから!!"ニコッ

ゼロ(昔)

雫…!

普段の雫は弱くて泣き虫な奴だった…でもその時の雫は凄くかっこよく見えた。まるで"ヒーロー"みたいに僕をあの場所から連れ出してくれた

雫(昔)

しばらくは私の家に泊まって良いよ!お父さん達も話せば分かるから!!

ゼロ(昔)

!ありがとう…!(泣)

雫(昔)

ほら行こう!

ゼロ(昔)

うん!

僕は涙を拭って一緒に家まで走った。だけどこの時の僕はどんな危険な事なるとは思わなかった

悪女

己…私のセーラちゃんを…!!💢

悪女

許さない…許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さい…!!💢💢

悪女

あの小娘だけは…絶対に許さない!!💢💢

続く!!

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