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僕、屋上で靴を脱ぎかけた時に
赤髪の先客に、声をかけてしまった
いむ
いむ
本当はどうでも良かった
先を越されるのが.....
いむ
赤髪の子は語る。
どっかで聞いたような事
ないこ
りうら
運命の人だった。
どうしても愛されたかった
いむ
いむ
モブ女
ないこ
欲しい物が手に入らないなんてッ!
モブ男
いむ
奪われた事すらかいくせにッッ!!
りうら
って赤髪の子とは消えてった
さぁ、今日こそは靴を脱ぎかけたらそこに
背の低い男の子にまた声をかけてしまった
背の低い子は語る
悠佑
クラスでの孤独を
悠佑
モブ女
モブ女2
無視されて、
モブ男
悠佑
奪われて、
居場所がないんだって
いむ
いむ
それでも、
お母さん
悠佑
お父さん
家では愛されて
温かいご飯もあるんでしょ?
悠佑
と泣いて背の低い子は消えてった
いむ
いむ
誰にも言えないままッッ!
初めて見つけたんだ
似たような悩みの子
何人目かに会ったんだ
緑のカーディガンの子
家に帰る度に
毒親
毒親
いふまろ
増えてく痣を
消し去ってしまうため
いふまろ
のと言った
いむ
いむ
いむ
いむ
いむ
ああ、どうしよう
この子は止められない
いむ
いむ
いむ
いふまろ
って目を伏せたまま消えてった
今日こそは、誰もいない
僕一人だけ
誰にも邪魔されない
いむ
カーディガンは脱いで
ピン止めを取って
背の低い僕は......
いむ