俺の名前は、一条康明。
今恋人の久我虎徹と居酒屋で呑んでる京極組の極道だ。
一条
一条
久我
俺の虎徹は、ぶっちゃけイケメンだ。
めちゃくちゃ顔が良い。 つーか美人だ。
睫毛は長いし、目鼻はスッキリして… 二万かけてるらしい橙色の艶がある髪… キャバクラの嬢達が騒ぐのもわかる。 昔、近藤の兄貴にも顔の良さで理不尽なヤキをいれられていたっけ。
久我
一条
一条
久我
一条
一条
久我
一条
久我
虎徹はそっぽ向きながらビールに口をつける。 耳が赤いのがバレバレだが。
久我
久我
…小さい声で随分可愛いことを言ってくれる…。 美人で可愛いとか最強だな。
一条
思ったことをそのまま口にしてしまうと、 兄貴‼︎💢っと虎徹に叱責された。 ちょっとかかあ天下って言うか…尻に敷かれる感じも悪くない。
一条
久我
美人は三日で飽きる。
確か日下の親父の頃… 荒れた頃の同期…相良や海瀬がそんな話しをしていた。 ほとんど相良が喋っていたが。
どっかのキャバ嬢なのか風俗の女のことか知らないが、その時の俺は胸糞悪い話にシカトしていた。
久我
美人でも、つまらなそうに無表情で黙っていたらお互い楽しくないだろう。
こう…虎徹みたいに色んな特別な表情を見せてくれるなら。
毎日が愛おしくて大切になる。
一条
久我
久我
一条
一条
一条
一条
一条
一条
一条
久我
久我
一条
久我
久我
一条
久我
確かに、俺は虎徹の顔が好きなんだろう。
でも、虎徹が【久我虎徹】だったからきっと惹かれたんだ。
俺は学がないからうまく説明が出来ないが。 この気持ちが偽りないことだけは誓える。
一条
久我
おしまい!
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