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放課後
窓の外は薄暗くなり始めていた
ya
mf
ya
mf
ya
ya
mf
ya
mf
ya
そう言いながら手を振って、ゆあんは教室を出ていった
ぱたん、と扉が閉まる
静かになった教室で、俺は小さく息を吐いた
本当は課題なんてもう終わっている
ただ、帰る気にならなかっただけだ
スマホを見る
午後五時三十七分
通知はない
少し前まで毎日のように届いていたメッセージが、 今日は一つもなかった
別に気にすることじゃない
ひろだって忙しい日ぐらいある
そう分かっているのに
気づけば何度も画面を確認していた
家に帰っても、落ち着かなかった
机に向かう
本を開く
閉じる
スマホを見る
何も来ていない
mf
思わず呟く
自分でも馬鹿みたいだと思った
たった一日
連絡がないだけだ
それなのに
部屋の静かさがやけに耳につく
午後11時48分
スマホが震えた
反射的に手が伸びる
でも
表示されたのは別のグループの通知だった
mf
ため息が漏れる
その瞬間、自分で固まった
なんで落ち込んでるんだ
意味がわからない
たった数日前まで、こんなの普通だったのに
午前0時20分
ベッドへ横になる
眠くない
天井を見つめたまま目を閉じる
でも眠れない
静かすぎる
雨音もない
声もない
その時
スマホが震えた
mf
勢いよく起き上がる
画面を見る
hr
0:21
短い一言
続けてメッセージが届く
hr
0:21
hr
0:22
それだけ
本当にそれだけなのに
胸の奥が、少しだけ軽くなる
俺は数秒迷ってから返信した
mf
既読 0:23
送信
数秒後
hr
0:23
既読が付く
返信が来る
それだけで安心している自分に気づいてしまった
嫌になる
hr
0:24
mf
既読 0:24
hr
0:24
mf
既読 0:25
hr
0:25
思わず少し笑った
スマホの画面を見つめる
少し前まで重かった自分の胸が、不思議なくらい軽い
単純だ
本当に
hr
0:26
送られてきた文字を見て、指が止まる
心臓が変な音を立てた
少しだけ迷う
でも
その迷いは数秒しか続かなかった
mf
既読 0:26
送信
すぐに着信画面が表示される
俺は小さく笑って通話ボタンを押した
――たぶんもう
思っていたよりずっと前から
この声に、慣れてしまっている
コメント
5件
hrくんからの連絡がこないか無意識に気になっちゃうmfくん…hrくんが心の支えなんだね hrくんから連絡来た瞬間嬉しがるmfくんかわいい!
うわ、このエピソードの空気感、すごく好きです。たった一日連絡が来ないだけで、こんなに心が揺れるんだなって。スマホを何度も確認するもふくんの仕草とか、深夜に届いた「ごめん」の一言で胸が軽くなる瞬間とか、すごくリアルで。最後の「もう、この声に慣れてしまっている」って一文がじんわり刺さりましたね。ひろくんからの「通話する?」って誘いに、迷いながらも「少しだけ」って返すところが可愛いし切ない…二人の空気感が伝わってきて、これからが楽しみです!