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<ガコンッ>
間中 鳶(まなか トビ)
Chapter.2 “郵便物”
間中 鳶(まなか トビ)
そう疑問を浮かべながら、 部屋のそっと部屋のドアに手をかけ、玄関への廊下を歩く。
玄関に着いた。と共にドアの郵便物入れを覗く。
そこには、とある封筒が入っていた。
間中 鳶(まなか トビ)
電気代や水道代の請求か?と考えるが、どうやら封にそのような文字はない。 まずその2つは数日前に支払ったはず。だったらなんだ…?と封を眺める。
すると、封の裏にある文字を見つけた。
間中 鳶(まなか トビ)
“間中 鳶様“
”日本フットボール連合協会より“
そう、あった。
この宛名は、知っている。 なんせ毎日の如く、手紙を送っている。
間中 鳶(まなか トビ)
間中 鳶(まなか トビ)
手紙が、自分が送った言葉の返事が、返ったきたのだ。
間中 鳶(まなか トビ)
<ドタドタッ!>
そんな奇妙な声を発しながら、バタバタと部屋に戻る。
<ドタドタッ!>
間中 鳶(まなか トビ)
部屋のドアを開ける時、焦りと驚きで思いっきり足を打ったが、 今はそんなこと気にしている場合ではない。気にすることもできない。
間中 鳶(まなか トビ)
ビリビリと封を開け、中の紙を見つけたかと思うと、 すぐさま取り出して文章を読む。
“間中 鳶様” ブルーロックTVの閲覧、誠にありがとうございます。 間中様からの熱心な手紙を受け、連合での会議の末 “選手「育成力」強化のトレーニング”という形で、我々の施設、 ”青い監獄<ブルーロック>“へと招待することが決定いたしました。 選手オフシーズン明けの○月△日、招待致しますので、 下 施設住所へとおいでくださりますよう、よろしくお願い致します。 ”日本フットボール連合協会より“
あまりの非現実さに、自分宛か、間違いでないのかと何度も確認する。 だが何度見ようが目を擦ろうが、宛名は自分だ。
間中 鳶(まなか トビ)
本当に自分が招待されたと思うと、想いが伝わった喜びがあった。 しかしそれと同時に、自分で良かったのかという不安と、 選手に対面できることへの興奮が連なっていた。