奴隷に堕ちる

よしっ、今日も踊るか！ そう思い、僕は家を出る、 街では、5時のチャイムが街に 時間を知らせている。

僕はイヤホンを付け、 踊り出す。 身体全体でリズムをとり、 指先まで綺麗に、 体重移動を意識して、 周りの人からしたら 変な人なのだろうけど、 そんなことは気にしない、

結構踊ったな…… そう思い、僕は少し休憩する

ん？ 同じ車がずっと通ってる？ ま、気のせいか

よしっもうひと頑張り！ そう思い、僕は立ち上がった、 その瞬間僕は知らない人に 口を抑えられ、 捕まえられた、

力が強すぎる、 敵わない、 僕は一か八かで 足を後ろに振る、

倒れた、 に、逃げろ、 あれ、足が動かない、

ビリビリッ

……ん？ ここどこ？ 車の中？ そうだ、拉致られたんだ 逃げなきゃ、 きっと、起きてることは バレてない、

僕は車のドアに手をかける

しまった、 バレた

拉致った人は舌打ちをして、 僕のことを縛ってきた、

これ以上抵抗しても無駄だな、 だから、僕は素直に従うことにした

逃げれるんじゃね

僕は逃げる、 とりあえず人が多いところに 行かなきゃ、

疲れてきた、 足が痛い、

それでも走らなきゃ

ドンっ

なんで、知ってるの 僕は咄嗟に逃げる

そう言って、僕の腕を掴む 怖い、 力強い、

うそ、 逃げれない、？

コンコンコン

タバコを持っている 怖い男は羅衣と言うらしい、

い、いや、 怖い 目が笑っていない、

怖い、 圧が、

『奴隷』だよ