めぐの部屋にて。
桐山レイ
めぐ!起きてよ、、
桐山レイ
僕のせいだ。ずっと付いていてあげればこんな事にならなかったかもしれない
母
大丈夫。あなたのせいじゃないわ。めぐは、きっと起きる!
数時間後、、
母
まだ待つのよ。めぐが帰って来ることを祈って。
桐山レイ
めぐ、お願い🤲
数日後、、
母
え、、これってめぐの友達の。。なんで、こんなの間違ってるわ!めぐがいない時にこんな判決が下るなんておかしい!!
桐山レイ
あすかちゃんめぐの事めっちゃ思っててなにもなしにこんなことする訳ないのに。
この日もめぐは起きない
数ヶ月後、、
病院の先生
お母さん。めぐさんはもうだいぶ眠っています。記憶だってどうなってるかわからないです。どうしますか。
母
もちろん、私は母としてめぐを待ちます!
桐山レイ
俺もです!
母
レイくん後で話があるの。
桐山レイ
はい。わかりました。(いつもと違う真剣な顔。どうしたんだ。)
母
もう、めぐの事忘れてくれないかな。あなたは、ずっとめぐのそばで見守ってくれて本当に感謝してる。でも、めぐの記憶がどうなってるかわからないの!
母
レイくん、ありがとう。あなたに拒否権はないから。ごめんなさい。
桐山レイ
え、、そんなの嫌です!!
バタン!
病室から出された。
桐山レイ
もう、ダメなんて、、
それから数年後
めぐ
んん。
母
ぐーーぐーー。
めぐ
ん。お母さん寝てる。笑笑てか、なんで私病院にいるのー?
母
え!!めぐ!起きたの!
めぐ
お母さん何そんなに驚いてるのー?
めぐ
おかしいよ笑笑
母
よかった。私のこともわかるのね。😢
めぐ
当たり前じゃん!今日のお母さんおかしいよー。
母
めぐ桐山レイっていう男の子はわかるー?
めぐ
え、だれ?それ。
めぐ
そんなひといたっけ。
母
なんでもないわ。(やっぱり。)
母
あすかちゃんはわかる?
めぐ
当たり前よ!あすか私の親友なのに忘れるわけないよ!
病院の先生
おはようございます☀
病院の先生
おお!起きたんですね!とても良かったです!
病院の先生
念のため検査をしますね。
検査終了
病院の先生
異常なしでした!すごいですよ!何一つ忘れてませんよ!
母
いえ、それが、、、
病院の先生
んー?
母
ある男の子の事忘れてるんです。
病院の先生
そうなんですか。もしかしたら、あの時の事件は、その男の子の事で起こったのかもしれないですね。
母
え!そんなことあるんですか。
病院の先生
めぐちゃん自身が忘れようと頑張ってるのかもしれません。
そして退院。
めぐは、普通の生活に戻った。
桐山レイ
(ん、あれってめぐだよね?幻じゃない!)
桐山レイ
めぐ!おはよ!元気になったの?
めぐ
え、、すみません。誰ですか。
めぐ
わからないんです。
桐山レイ
そっか。そだよね。
僕は、僕の名前も知らない君に恋をし続けている。
完