芝音
あれ、誰もいないんだ…
寝室に戻れば、誰もいない暗い部屋。
芝音
待ってたら誰か来るかな…
とりあえず自分のベットに行こうと歩いていた時
芝音
ウァッ!?
うり
んん…おはよ…そろそろお風r……
芝音ちゃん…?
芝音ちゃん…?
グイッと腕を引っ張られ、倒れた先はうりのベットの上。
私がベットに座りこでいる私の膝元に、うりが顎を置いてくる。
『羞恥心って言葉この人に無いわけ?それとも私の感覚がおかしいの?』
うり
……髪濡れてんじゃん?
拭いてあげようか?
拭いてあげようか?
うり
あれ?なおきりさんとヒロ君は?
芝音
自然乾燥で大丈夫です。
芝音
その2人は私も知りません。
私は大丈夫だと言ったのに、ほぼ無理やりタオルで頭をワシャワシャされる。
少し乱暴な気もするが、人にやられるのも久しぶりな気がして抵抗は辞めておいた。
うり
ふぅーん?
俺が寝てたから2人でお風呂入ったかな…
後で見に行こーっと
俺が寝てたから2人でお風呂入ったかな…
後で見に行こーっと
芝音
あのー、なんでこの部屋電気消したままなんですか?
うり
あ、それ聞いちゃう?
ニヤッと笑ったうりに少し嫌な予感がしたがもう遅い。
芝音
ッ…
うり
こうされるって予想ついてた?
腕をまた引っ張られ、押し倒されて逃げられないように腕を掴まれる。
芝音
……思いませんでしたけど、
本当にする気ないなら離してくれません…?
本当にする気ないなら離してくれません…?
冷静に対処するつもりだった。
うり
ッハハ♪
冷静に対処するの痺れるね?
冷静に対処するの痺れるね?
うり
……本当にやらないとでも思ってる?
少し低い声で耳元で言われると流石に反応する。
1発思いっきり引っぱたいてやろうかと腕に力を入れるも、さすが男の子、動く気配がない。
意地悪そうに笑ううりを何も思ってませんが?っと言いたげに無心な目で見ているつもりだったんだが、案外顔に出るんだなと…
うり
頬染めてること気づいてないわけ?w
うりが言って初めて気づいた。
全力でもがいてもやっぱり逃げられない。
叫んでやろうと思った時、ドアが開いた音がした。
ヒロ
うりさーん、風呂次らしi…
なおきり
まだ寝てるんk…
何やってるんですか!?
何やってるんですか!?
めっちゃいいタイミングだなと思った。
とりあえず助かった…
唖然と見つめているヒロと、驚いて駆けつけるなおきり。
芝音
助けてください…
ヒロ
うーりーさーん!?
うり
ちょっと遊んだだけじゃん?
なおきり
お酒飲んだでしょ!
うり
バレた?
あー、なるほどと思った。
お酒飲んだうりには絶対近寄らないことを心に誓って自分のベットに戻った。
ヒロ
芝音ちゃん大丈夫?
芝音
何もされてないので平気です。
うりさんは?
うりさんは?
ヒロ
今なおきりさんにシャワーに連行されたよ。
芝音
あー。なるほど。
うりさんいつもあんな感じなんですか?
うりさんいつもあんな感じなんですか?
ヒロ
酔い方によるね。
やばい時は爆睡、今はまだ軽い方。
やばい時は爆睡、今はまだ軽い方。
芝音
今ので軽いんだ…
ヒロ
怖かったら部屋写っていいんだよ?
芝音
大丈夫ですよ、
気をつけるだけですし。
ヒロさん悲しそうにしないでくださいよ
気をつけるだけですし。
ヒロさん悲しそうにしないでくださいよ
ヒロ
せっかくお友達ができるかなって思ってたからね。
無理しないで?
無理しないで?
優しく撫でて部屋を出ていった。
主
はい、どうもこんにちは。
うりシオになるかは不明です
うりシオになるかは不明です
ヒロ
ビックリしたからね?
主
ほんと、申し訳ないです
主
シャワーに連行したのは、アルコールが回った状態でのお風呂はダメと聞いたことがあるからですね
主
多分
なおきり
疲れた…
主
お疲れ様です
主
皆様、毎度♡とコメントありがとうございます
主
これからも自分のペースで頑張ります
主
それではまたどこかで
主
おつぴち