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黒帝 氷夜

姉さん、どうかな?

真っ白で黒いシャツの制服を着て姉さんの前へ立つ。

黒い日本刀は、姉さんがくれた。

世界に3つしか存在しない暗鬼が収納される武器だ。

この世界では、日本刀を腰に差す人なんてざらにいる。

100年ほど前までは、銃刀法違反なんてものがあったらしいが。

桜姉さん

…。

青葉姉さん

…。

暗喜

…。

黒帝 氷夜

暗喜!双子の弟だろ。なんか言えよ。

暗喜

いえ…なんか…。

青葉姉さん

イケメンパワー凄いな…。

桜姉さん

改めてみると、白髪に黒メッシュと青目って…。

暗喜

アニメみたいな美男ですね…。

暗喜

私の制服姿が恥ずかしくなってくる。

黒帝 氷夜

暗喜!?(笑)

青葉姉さん

写真とっとこ…ライ、カメラ取って。

赤坂 雷(青葉のボディーガード)

青葉様、こちらです。

青葉姉さん

ありがとっ!!

赤坂 雷(青葉のボディーガード)

(カアアアアッ…恥ずかしい…。)

青葉姉さん

(これで、1987枚目の氷の写真!!)

暗喜

(自覚は、ないようだが頭も良いしきっと、学園でも…モテるんだろうな。)

暗喜

(うー私の兄さんを取らないでほしい…。)

黒帝 氷夜

…。そろそろ、いい加減にしてくださいね…。

暗喜

(うっ…凄い霊力。息が出来ない!!美しい。)

青葉姉さん

(はぁっはぁっ…氷の霊力…絶対殺傷の霊力もっと、感じたい。)

桜姉さん

(ん~!!はぁはっ、気持ち―…。)

本当に…この人たちは…。

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