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告白されたら何だかんだ2週間が経った
あれから前より柳くんから話し掛けられることが少し減った
何だかんだあの子の事は嫌いではない
でも…恋愛的に好きかと聞かれるとそう言う訳じゃない…
木森 血花
木森 血花
ただ1つ確かなのは 彼が昔会った男の子に似ている事…
6年前
11歳の頃 私には友達が居た島崎くんと言う男の子、下の名前は覚えてない
島崎
木森 血花(昔ver.)
あの時の私は普通に笑えて居たと思う
島崎くんは歳が私の1つ下でよく公園で遊んでた
顔は覚えてない茶髪で……ちょっと癖っ毛……目の色は…忘れちゃった
でも…私はその子の事が大好きだった勿論、恋愛的にでは無かったと思う
島崎
木森 血花(昔ver.)
島崎
でも私が笑いかけただけで照れちゃう可愛い子
木森 血花(昔ver.)
島崎
木森 血花(昔ver.)
私だって昔はコレでも明るくて人気者だった
でも1つ確かなのは島崎と居ると誰と一緒に居るよりも
楽しかった
でもコレも長くは続かなかった 島崎くんの両親が離婚して
島崎くんとは離れる事になった……
私は泣いた最後に1回会う事すら出来なかった
そして……私に起きた不幸はそれだけじゃなかった
島崎くんが居なくなってから 1ヶ月後 私は病院に来ていた
お母さん
ベッドに力なく横たわって居るのは 私のお母さんだ……
木森 血花(昔ver.)
お母さん
木森 血花(昔ver.)
木森 血花(昔ver.)
そう言って私はいつも泣いていた
お母さん
お父さん
木森 血花(昔ver.)
ある日 この楽しい日々が終わりを告げた
夜中、病院に呼び出された
お母さんの事だと言われ大急ぎでお父さんと一緒に車で家を出た
でも…
木森 血花(昔ver.)
木森 血花(昔ver.)
お父さん
居ないんだ
声が枯れるまで泣き叫んだ……
胸が張り裂けそうなくらい 痛くて……苦しかった…
それから少しして
お父さんは酒に溺れる様になった
昔の笑顔も優しさもどこにも無かった
お父さん
酒の缶を地面に投げつけた
木森 血花(昔ver.)
お父さん
木森 血花(昔ver.)
お父さんは私の事を酷く扱う様になった
気に入らない事を言ったら 殴られ、蹴られ…
地獄だった生きている感じがしなかった……
私が12歳の時……
お父さんは……夜道で酒屋の帰りに、酔っていて車に轢かれたらしい
正直涙なんて出る訳もなかった でも…
私はお母さんが居なくなった悲しみと苦しみ
島崎くんが居なくなったショック
お父さんが居なくなって1人になったと言う不安と混乱、悲しみで
私は私じゃ無くなった
普通に笑えなくなった 今までとは違う不気味で異質な笑い方
そして……12歳から下の年齢の記憶が半分以上無くなった
今たまに島崎くんはどうしてるのかと考えてしまう事がある
……彼にもう一度会いたい、一緒にまたお出かけとか
胸の辺りがモヤモヤする何かを彼に言いたかった様な…
まぁ…気のせいか……
木森 血花
木森 血花
紅
紅
紅
紅
紅
紅
紅
紅