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続きみたいです!!!!!!!!!
ふはぁぁぁぁあああ!(?) 最高すぎてなきそうです!ブクマ失礼します!!!できれば続き待ってます!!
ありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!!! 最高です!!!!!!!!!
ジョングクくんが、
クラスの男子の友達と
会話してた。
チョコレートの話。
私が買った
同じレーズンの
チョコレートを
口の中に
頬張りながら
『好きな子が
買ってたからさ〜、』
って。
そんなわけ、
ないよね。
友達
友達
教室に居るのが
恥ずかしくて、
友達を連れて
教室を出ると
逃げ込むように
トイレに逃げた。
友達は、わたしの顔を
覗き込みながら
聞いてくるけど、
それどころじゃない。
友達
友達
〇〇
何も答えないわたしに
友達は手を引いて
友達
と呟くから、
まあトイレに籠る
わけには行かず
しぶしぶ首を縦に振った。
何かの間違いだ、
そんなわけないよ。
別に
ジョングクくんの事を
意識してるわけでも、
好きでもないのに
凄く胸がドキドキして、
これが恋かと
言われれば
否定は出来ないような
気がした。
教室に戻ると、
ほとんどのクラスの子が
自分の席に
座っていたから
慌てて自分も席に
腰掛けると
1限目の数学の準備を始める。
数列挟んで斜め前の
ジョングクくんの席。
彼は机の下に
私のお気に入りの
レーズン味のチョコレート
を隠し持って、
時折
自分の口に運んだ。
よかった、
彼が前の席で。
きっとわたしが
前の席なら
動揺しちゃって、
変な子だって
思われたかもしれないから。
後ろから盗み見るように
ジョングクくんに
視線を向けていると、
教室のドアから
入ってきた数学の女の先生。
いつものように唐突に
「27ページ開いて〜」
という言葉で
授業が始まると、
私はジョングクくんから
視線を外して教科書を眺めた
でも
やっぱりほんの少し
気になって、
彼の方に目を向けると、
先生がこちらに
背を向けて
黒板に問題を
書き写してるうちに
ジョングクくんは
こっそりまた
チョコレートを口に入れる。
周りの子たちは
それをクスクス笑って、
「おいジョングガ〜、
怒られるぞ〜」
なんて声をかける。
彼はそういう人なんだ。
クラスの中心で、
いつも周りに人がいて、
さっきの事は
気のせいだよね
なんて思いながら、
ジョングクくんを
笑うみんなに便乗して
私も少し笑みを浮かべた。
先生
先生
先生
すると数学の問題を
書き終えた先生の言葉。
冬休み明けに
新しく決め直した
クラスの係、
そういえばわたしは
数学の係になったんだと
思い出して手を挙げた。
先生
先生
先生
先生
先生
〇〇
先生
先生
先生
先生
先生
『え、』
嘘でしょ。
「あーあー、
ほれみろジョングガ」
ゲラゲラ笑う
クラスの子たちと、
ジョングクくん。
え?いやいや、待って。
〇〇
〇〇
〇〇
少し大きな声を出すと
わたしは教室の
後ろのドアから
抜け出して
職員室に行く階段を降りた。
ていうか、
こんなに意識しちゃってる
自分がバカみたい
なんだけど。
チョコレートを食べてる
ことがバレて笑ってた
ジョングクくんは
全く気にしてなさそうだった
そりゃそうか、
わたしが勝手に
会話を聞いただけであって、
その話のは内容は
私は全く関係ないのに。
あー、恥ずかしい。
職員室について
数学の先生の机に
向かうと
山積みにおかれた
レポートのノート。
1人で大丈夫、
なんて言ったけど
持ってみると
かなり重たくて。
それを抱えて
職員室を出ると、
頭上から
『持つよ、』
と声が降ってきた。
〇〇
〇〇
そこには教室にいるはずの、
ジョングクくんが立っていて、
ジョングク
とわたしの持っている
ノートを奪い取る。
半分、
なんて言ったくせに
手に残ったノートは
3分の1くらい…。
〇〇
……
…………
微妙な沈黙した空気。
こういうの、
私は居心地は悪くて
嫌なんだよな。
ジョングク
!!
〇〇
ジョングク
ジョングク
え、?
もしかして昨日の…
ことだったりする?
〇〇
〇〇
ジョングク
ジョングク
少し叱るような口調…
同世代の男の子から
そんな言葉を言われるなんて
思ってもなくて
素直に首を縦に振る。
〇〇
〇〇
隣歩いて、
2人並んで
教室に向かう
この廊下には
似つかない
ラム酒のきいた
チョコレートを
忍ばせてるのかってくらい。
鮮明に、
まるで香水みたいに
2人の空間を包み込む。
ジョングクくんは
ふっ
と笑って、
ジョングク
ジョングク
ジョングク