レットー
ってか、聞いておくれ。

うぃな
どうした?

ムム
何〜?

レットー
私さ〜…

うぃな
?どうした?

レットー
ちょっと待っててね。

まさかだけど、私のクラスメイト?これ、見てないよね?
今から友達(クラスメイト)に言われてちょっと傷付いたことを話すが…?
君が私のクラスメイトであれば、すぐにテラーノベルを閉じることだな。
関係終わってもいいんだったら…別に見てもいいけどね?
レットー
ウチさ、前、自分でもまぁ、自信がある絵を、友達に見せたんだけどさ、

レットー
なんか、

レットー
「足長っ」って言われてさ、

うぃな
ふぅん。よくね?

ムム
それくらいのこと?

レットー
いや、めっちゃ上手くできたんだよ!?

レットー
だからこそめっちゃ傷付いたんだって。

レットー
足が長い?!

レットー
じゃあどうしろと言うんだよ!!

レットー
こちとら、少しでも上手く描くために!自分でも、自信が持てるように!

レットー
絵を描くための本を買ったり、お手本を見て、コツを掴んだりしてんだよ!?

レットー
それくらい時間をかけて今に至るのにさ!?

レットー
それでも私の絵に文句言う訳!?

レットー
私の苦労も知らないくせに!よくそんなことが言えたよね!!

レットー
あの時はさ、なんとか笑って誤魔化したけどさ、

レットー
確かに私が本音言わなかったのも悪いけどさ、

レットー
人の気持ち考えてよ!!

レットー
酷いよ!!

レットー
凄く悲しかった。

レットー
できれば謝って欲しい。

レットー
ちょっと言い過ぎちゃった。ごめんねって。

ムム
でも…それくらいで、謝ること無くない?

レットー
ねぇ!?話聞いてた!?

レットー
自分の傑作に文句付けられたんだよ!?

うぃな
でも、相手はそんなつもりじゃ無かったんじゃない?

レットー
それでも私は傷付いたの!!

レットー
自分にとっては上手く描けたのに!!

レットー
……

レットー
別に、これを読んでる読者に共感して欲しい訳じゃない。

レットー
でも、私にはリアルで愚痴を聞いてくれる人とかいないから。

レットー
だから、ここで話してるだけ。

レットー
ただ…聞いて欲しかっただけ…

うぃな
…

レットー
ごめん、取り乱した。

ムム
大丈夫?

レットー
大丈夫。

レットー
もう、こんな愚痴言わないから。

うぃな
後でゆっくり聞いてあげるから。

うぃな
もう、こっちで愚痴吐いちゃだめだぞ。

レットー
うん。

ムム
ちなみに、ムム達じゃないよね?

レットー
うん、違う人。

ムム
よかったぁ~…

レットー
じゃ…またね。

うぃな
またな。

ムム
またね。
