手の内の紙を見る
そこには達筆な電話番号
まだ出会って数日だけど
あんな人に出会ったことがない
言葉は荒いけど、時折やさしい
でも
学生、バイク、絶倫…
あの夜をはっきり思い出せないけど
なぜか
愛された感覚だけが残ってて
江名子
江名子
朝に押し倒されたときの
伏し目がちな顔が脳内にちらつく
江名子
?
江名子
江名子
この背の高い、いかにもモテ男は 私の男友達
樹
樹
ひょいっと顔を覗きこんでくる
樹
江名子
江名子
樹
樹
江名子
江名子
樹
樹
樹
江名子
いつもそう
樹には、全部見透かされてる (そんな気がする)
江名子
江名子
樹
樹
樹
江名子
樹
樹
樹
江名子
江名子
樹
樹
女性社員
樹
女性社員
昔から、樹はイケメンの部類らしく
歩けば女の子に囲まれている
でも長い間、彼女いないんだよな…
江名子
江名子
一方、大紀
ブオオオオオオン🛵💨
湯川先生(大紀のいとこ)
湯川先生(大紀のいとこ)
大紀
湯川先生(大紀のいとこ)
大紀
大紀
湯川先生(大紀のいとこ)
大紀
キーンコーンカーンコーン
女子生徒
女子生徒
大紀
生徒
生徒
生徒
生徒
女子生徒
女子生徒
大紀
女子生徒
女子生徒
女子生徒
女子生徒
大紀
女子生徒
大紀
大紀
大紀
大紀
女子生徒
大紀
大紀
女子生徒
女子生徒
女子生徒
女子生徒
ザワザワ
ザワザワ
生徒
生徒
大紀
生徒
生徒
大紀
大紀
生徒
クール?
そんなわけがない
今この瞬間だって、江名子が俺に感じてた顔が脳裏を離れなくて
落ち着かない
初めてだ
こんなに触れたいって思うのは
大紀
大紀
作者