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#ご本人様には一切関係ございません
らびゅ🫶💕〜!
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第二話
『歪んだ仮面 前編』
START
楽屋の重い扉の前で深く深く息を吸い込んだ
冷え切った両手のひらで自分の両頬をパチンと強めに叩く
大我
大我
頭の中でそう強く念じ口角を無理やり引き上げていつものトーンで扉を開けた
大我
できるだけ軽快に少し高めの声
中に入るとテレビの音とメンバーたちの賑やかな笑い声が一気に鼓膜を叩いた
樹
ソファからだらんと足を投げ出した樹がスマホを見たまま片手を挙げる
その隣ではジェシーと慎太郎が朝からハイテンションでふざけ合っていた
ジェシー
優吾
優吾
ジェシーの一発芸に髙地がいつものように苦笑いしながらツッコミを入れている
本当にいつも通りの俺の大好きなSixTONESの楽屋だ
大我
大我
大我
俺は私物を置きながら台本を読んでいる北斗の近くを通って笑ってみせた
北斗はチラリと俺を見ていつも通りのそっけないでもどこか落ち着くトーンで返事をする
北斗
北斗
北斗
そのいつも通りの落ち着く声に小さく頷いて俺はソファに座ってる樹の隣へと腰掛けた
樹
樹
樹がスマホをポケットにしまいながらいつもの気軽さで俺の顔を覗き込んできた
どうやら自分では完璧に隠したつもりだったのにふとした瞬間の視線の落とし方や会話への反応がいつもよりほんの少しだけ遅れていたらしい
大我
大我
樹
樹はいつものように呆れたフリをしてケラケラと笑ってくれた
他のメンバーも俺がいつものように樹をあしらっているのを見て
なんだいつものきょもかと完全に安心した様子で自分たちの会話に戻っていく
誰も気づいていない
俺が今必死に『仮面』を被っていることにも胸の奥で心臓が雑音を立ててバクバクと暴れていることにも
みんながいつも通りでいつも通りに優しいからこそ俺の胸は締め付けられるように痛かった
この温かい場所にネットのあの汚い言葉を俺自身の真っ黒な感情を持ち込みたくなかった
喉の奥がカラカラに乾いてこれ以上喋ったら声が裏返ってしまいそうだ
大我
慎太郎
背後から聞こえる慎太郎の呑気な声を背中で受け止めながら俺は逃げるように楽屋の扉を開けて廊下へと飛び出した
「誰も気づいていない」
その事実にホッとすると同時に底なしの孤独が俺の足元にじわりと広がっていくのを感じていた
♡ 💬 待 っ て ま す ⌒ ♪
コメント
5件
最高です
切ない感が半端ねぇす
うわ……読んでて胸がギュッてなったよ😢 大我、ちゃんと“きょも”を演じてるのに、樹が気づくところとかさ……優しさが逆に切ない。 「誰も気づいていない」って安心してるのに孤独が広がる感覚、すごくわかる気がする。 楽屋の温かさと、心の中のざわつきのギャップが刺さった。続きがすごく気になる……!