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「 小悪魔 」
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すごく突然だが、俺は寝るのがすごく大好きだ。
毎日、最低でも8時間は取りたい、あわよくば10から12時間は取りたい。と思うほど。
でも絶賛青春中の高校生2年生なもんで
朝6時30分には起きないと遅刻してしまう。
普通に考えて俺が起きれるわけない。
だから俺は毎日、じゃぱぱに起こしてもらっている。
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ガチャ。 (扉空)
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急に
自分の身体が、重くなった様な気がした。
その時は眠くてあまり記憶に無かったが
確かに質量が増えたような気がした。
その数分後だろうか、
普通に重くて苦しかったので、狼狽えながらも俺は目が覚めた。
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俺の上に、居た。
じゃぱぱがいた。
俺の想い人のじゃぱぱが。
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意味が理解できない回答をする君。
できる限り早く退けて欲しい。
俺が我慢出来なくなってしまうから。
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そーいうとじゃぱぱは俺に抱き着き、ぎゅっと強く抱き締めた。
やばいな。
このままだと俺の心臓の高鳴りだとか、俺の俺が反応している事だとか、バレてしまう。
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その瞬間、 俺は胸を打たれたような気がして、
鼻血をぶっぱなした。
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俺の頭の中にはじゃぱぱの声も、何もかも入ってこなくて、何も考えられなかった。
慌てているじゃぱぱを見ることしか出来なかった。
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何を聞かれても俺は質問に答えれず、無視。
するとじゃぱぱが困った様子で、でもキリッとした表情で 「しょうがないなぁ。」と言った。
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緑色の瞳で見つめてくる君は俺の鼻血を手で、指で拭いた。
びっくりして、自然に声が出て、俺は戸惑い、何してんの、っていう顔で君を見つめた。
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ぺ、ちゃ…っぺちゃ。
静かな部屋に濁った水音が響きわたる。
その音は俺の耳にこびりついてきて、一生離れてくれなさそうだ。
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じゃぱぱの指は俺の鼻血で真っ赤に染まって今にも血が垂れてきそうだった。
すると、急にじゃぱぱが顔を近づけてきて__
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ya
俺の人中に口を当て、舐めてきた。
口付けされた気分だった。
こんなにじゃぱぱの口と俺の口が近い場所にある。
俺の顔はバッと熱くなった。
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ya
必死で俺の鼻血を舐めとる君。
不意にも「エロい。」と思ってしまった。
だって
好きな人のこんなとこみてそう思わないやつなんか居ない。百、居ない。
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君はにやにやしながらもとぼけた表情をしていた。
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そっと、じゃぱぱがまた顔を近づけてきた。
俺は状況が読めなくて、戸惑っていた。 「それは違う」、いや合ってるだろ。
そんなことをずっと考えていた俺は
唇と唇が触れ合う感触に気づくのに時間がかかった。
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ちゅっ。
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俺らの唇は5秒ほど触れ合っていた。
これが、キス。
俺の初めてのキス。
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ya
俺は黙ってしまった。
好きな人とのキス、なんて何回イメトレしただろうか。
……それが現実になってしまった。
でもまさか、初キスが鉄の味なんて。ね。
jp
ya
そう言ってにやりと笑う君の笑顔は
小悪魔のようだった。
学校には遅刻した。
見てくれてありがとうございました〜〜♡♡
このお話は繋がっていくというか、一つ一つが日常、みたいな感じです♡
コメントが励みになってます😭♡ 次をお楽しみに♩♩
♡2000
コメント
14件
ぽよちゃんの作品大好き💗 好きな人が自分の上に乗ってるとか、朝起きたら照れちゃうじゃん、😘
ぽよちゃん…!!!めっちゃ久しぶりだ…!(krpt関連 多分 今回も好きです😽🫶🏻⸝⸝꙳めろい作品ありがとうー!
この作品、マジ好きです。 心打たれました💘💘 続き待ってます!🫶👍️👍️