TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

みこと

(見つかった……)

焦りから、何も言えずに唇が震える。 姉を見つめるしかできない。

……

姉は急に俺から視線を外してちがう方を向く。

みこと

(また……だ。ま…、た……)

俺はうまく話せない。だから

と、自己嫌悪に陥り下を向く。

……みことくん、あそこにベンチあるからあそこにいかない?

みこと

…え……

どうやら、ベンチを探してくれていたみたいだった。

俺はうなずいて立ち上がると、ベンチに座った。

これ、どうぞ。
お茶、売り切れててさ。嫌いだったら飲まなくていいよ。

オレンジジュースを渡される。 そこで俺は、喉が乾いていることに気づいて食いぎみに口をつける。

…で、どうしたの?

みこと

…………

はやく…、はやく…言わなきゃ、また………

みこと

ハア……ヒュッ……

息が勝手に荒くなる。

落ち着いて。待つから、聞かせて。

みこと

………ツ……っ……

それでも言えない自分が情けない。

あっ、じゃあ私先に言おっか。

みこと

…?…

イタズラっぽく笑って、姉は空を見上げた。

いや、ちがうっていいかけたんだけど、よく考えてみたら物落としたのは私だから、泣かせたんだよなって、

で母さんが怒ってるときは、1度決めた意見はなかなか変えてくれないから、反論は無駄。

だから、みことくん悪いことしちゃったね。ごめんね。

言い終わると俺を見て、愛想笑いのように笑う。

それで、みんなのご飯冷めちゃうのもやだから

家を出てここで歌ってた。すっきり、したくて。

あ、歌ってたこと誰にも言わないでね。恥ずかしいから。

俺は姉にうなずいて、下を向く。

みこと

………お…、れ…

この作品はいかがでしたか?

31

コメント

2

ユーザー

作品面白いですね。続き楽しみにしてます♪フォロー失礼します☺️

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚