Vがこの世から亡きものとなった時からKの日常は一変した。
食事もまともにとれず体は痩せこけて。
体力がなく学校へも行けず。もう終わりそのものだった。
K
…V。
ふふっKこっちだよ〜笑
なんで泣いてるの〜こっちにおいでよ
K
、V?
たまにVの幻聴や幻覚が現れたりもした。
周囲からは時間とともにKはVのことを忘れていくように見えていたが実際そんな事は1ミリも無かった。
K
ねえ助けてよ
K
あの時約束したよね。
K
辛い時はお互い様って、
K
なのになんで
K
先に行っちゃったの。
K
どれだけ頑張ってもVと過ごした日々が頭をグルグルしてるだけなんだよ。
K
もう俺も無理なのかな
K
あの時も。君が言ってたよ
K
俺が居ない世界なんて生きていけないって
K
あれ、意外と嬉しかったんだよ、?
K
なのに、俺を置いてって…。
K
君は俺が居なくても向こうで幸せにしているの?
K
別の女の人と幸せになってないよね?
こんなこと言っても無駄だって分かってる。
届かないってわかってる。でも、
君が何処かにいる気がした。