海(かい)
第1話『過去』海編 part1
海(かい)
どうぞ
海(かい)
ただいま。
雫
おかえり!
鶴蝶
おぉ。今帰ってきたのか。
海(かい)
うん。
海(かい)
なんか騒がしい組いないけどどしたの、
ココ
あぁあいつらか、それならあいつらでスクラップしに行ってんぞ
海(かい)
あ〜出張じゃないのか。
海(かい)
またうるさいのは嫌すぎる
雫
賑やかでいいんじゃない?
海(かい)
まぁたしかに。そうだけど。
海(かい)
あと、黒羽は?
鶴蝶
あぁ黒羽なら、出かけに行ったぞ。
海(かい)
1人で?
ココ
おう。
海(かい)
GPSつけてるよね。
鶴蝶
つけてるぞ。
海(かい)
それなら場所わかるよね。
海(かい)
(良かったぁ。後で迎えを用意してなくちゃ。)
鶴蝶
そうだな一応、スクラップしに行ってるしな。
海(かい)
え、それをはやく言ってよ!
海(かい)
あと、黒羽をアジトまで送って欲しいんだけど
鶴蝶
あぁ。しといたぞ
海(かい)
ありがとう。
ココ
あと、ずっと思ってたんだが。
ココ
なんで海は
"自分の過去を誰にも話さないんだ?"
海(かい)
……さぁね!
海(かい)
過去って言っても過ぎたことだし、
海(かい)
忘れちゃったのかも!
鶴蝶
そろそろ話してくれないか?
海(かい)
気が向いたら話す。
海(かい)
じゃあ自分の部屋で資料とかやってくる。
鶴蝶
おう。
ココ
わかった。
雫
私、海ちゃんについてく…((ボソッ…
鶴蝶
そうか。
ココ
わかった。
キィ……バタン!(ドアの閉まる音)
カチャ…バタン!(ドアの閉まる音part2)
バタン。
海(かい)
…………よし、パソコンの資料のやつするか。
雫
海ちゃん!
海(かい)
ん?どうした?
雫
あのね!
海(かい)
うん。
雫
私、海ちゃんの過去知りたい!
海(かい)
私の過去?
雫
うん!
海(かい)
……気ぃ向いたら言うよ笑
雫
絶対言わない。
海(かい)
へ?
雫
だって、海ちゃんって『気ぃ向いたら話す』とか言ってるのに何も言ってくれないから。絶対言わない。
海(かい)
そう言われてもなぁ。
雫
あと、梵天の皆や黒羽ちゃんに心配かけさせてるんだよ。
雫
もちろん私にも。
海(かい)
……ハイハイ。
海(かい)
どうしてもね。
海(かい)
ここにみんな呼んでみたら?
海(かい)
そしたら話すわ笑
雫
+゚。*(*´∀`*)*。゚+うん!
1時間後
海(かい)
みんな揃ったね。
海(かい)
じゃあ。話すよ。
海(かい)
私の昔話…過去を…
海(幼少期)
お母さん。
海のお母さん
あ゙あ゙!ったくウルッせぇな!
海のお母さん
黙れやガキが!!
海のお母さん
テストの点も取れねぇやつに
海のお母さん
言葉を言う権利はないよ!
海(かい)
私は小さい頃、母に虐待されてた
海(幼少期)
あっ。ごめんなさっ
海のお母さん
うるさい!
海のお母さん
(海の腹を思いっきり殴って頭を叩く)
海(幼少期)
ッッ
海(幼少期)
ゴホッゴホッオエッ
海(かい)
その虐待はずっと続いた。
海(かい)
14になるまでは
海(14歳)
もうこんな家嫌だ!
海のお母さん
あなたが悪いのになんで私が悪いのよ!!(海を叩く)
海(14歳)
私はちゃんと頑張ってるのに!
海のお母さん
うるさい!
海のお母さん
お前なんか産まなければ!
海のお母さん
どんだけ楽だったか分からないだろ!
海(14歳)
じゃあ産まなければよかったじゃん!!
海のお母さん
なッあんた!贅沢言うなよ!お前に言う権利は((
海(14歳)
ないんだろ?!知ってるよ!
海(14歳)
もういい!
海のお母さん
早く出てけ!そしてタヒね!!
海(かい)
そしてやっと家から出れることになった
はっはっはっ続きが気になるのかね。じゃあこれはどうだい (。•ᴗ•。) ♡=3000(◀ただやりたくないだけだろ)
海(かい)
主)あと、雫ちゃんと、黒羽ちゃんの過去ってどんな過去か教えて!
海(かい)
主)よろしくね!