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この愛は僕だけのもの。

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この愛は僕だけのもの。

17 - 第17話(第4章開幕)

♥

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2024年06月07日

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あの日_____

怪獣8号が立川基地に現れた時以降、復興までみんなはバラバラの部隊に移動となった

キコルちゃんは鳴海さん率いる第1部隊、

市川くんたちは緒方さん率いる第4部隊に移動となった

日比野くんは本部にて処分検討中

処分なんて、ならないようにと私は願う

でも_____

〇〇

人の味方の怪獣、か……

前例がない以上、どうなるか分からないというのがこの世の理(ことわり)だ。

第4章開幕

〇〇

ハァハァ……、

〇〇

今日のトレーニングは終わり……、

〇〇はトレーニング室にていつもの様に筋トレ・トレーニングをしていた

〇〇が水分をとっていると、トレーニング室ののドアが開いた

亜白ミナ

精が出るな

〇〇

亜白隊長!!

〇〇

お疲れ様です!

亜白はこくりと頷くと、〇〇に歩み寄る

亜白ミナ

先日の戦いで高熱を出していたのにも関わらず、オペレーションルームで無茶をして倒れたと保科から聞いたぞ

〇〇

ぅ……

〇)保科副隊長め!!!

〇)正直に報告なんてしやがってぇぇえ!

亜白ミナ

今後からそのような軽率な行動は控えて欲しいな

〇〇

す……、すみませんでした

〇〇

ほんとに、

〇〇

反省してます……

しおらしくなる〇〇。

亜白はそれを見て薄く笑った

亜白ミナ

まあ無事に回復が出来て良かった

亜白ミナ

今後も活躍を期待しているよ

〇〇

……!

〇〇

ありがとうございます!

〇〇は敬礼のポーズを取ると、にこりと微笑んだ

亜白ミナ

ところで……

〇〇

?はい

亜白ミナ

保科と付き合ったらしいな

〇〇

ぶっ、!!!!

〇〇は亜白の言葉を聞くと咳き込んだ

〇〇

ゲホゲホッ、

〇〇

な、なんでそれを…、?!

亜白ミナ

驚かすつもりはなかったんだが、……

亜白ミナ

保科の告白シーンを偶然にも見てしまってな

〇〇

えぇ……?!

亜白ミナ

あの日

亜白ミナ

私も見舞いに行こうしていてな

亜白ミナ

君の病室の前に立った時、話し声がしてそれが保科だと分かったんだ

亜白ミナ

入ろうとしたら、偶然__

〇〇

聞こえちゃってた、ってワケですか____!?

亜白は頷いた

〇〇

最悪だ……!!

〇〇

あんな恥ずかしいシーンを見られてたなんて……!!

保科宗四郎

いや、〇〇ちゃん

保科宗四郎

それ僕のセリフな?

〇〇

?!

亜白ミナ

声がした方を見ると、ドアを開けて立っていたのは保科だった

〇〇はまるで金魚のように、口をパクパクさせる

亜白ミナ

保科

亜白ミナ

来ていたのか

保科宗四郎

隊長は盗み聞きをしていたことがバレたんですから、もうちょっと慌ててもいいんじゃないですか……?

保科は冷淡に言葉を返す亜白に若干引いた目をして言った

〇〇はまだ顔を赤くしたまま、口をパクパクさせて何も言わない

亜白ミナ

亜白ミナ

何故慌てる必要がある

保科宗四郎

あーー

保科宗四郎

もうなんでもないデス

保科宗四郎

ていうか、僕これから〇〇ちゃんとイチャつきたいんで、隊長席を外してもらえますかね?

〇〇

?!

亜白ミナ

そうか

亜白ミナ

どのようにイチャついたのか報告を待っているぞ

保科宗四郎

そんな報告しまへん!!

亜白は真剣な顔をして去っていった

トレーニング室のドアを開けて出て行く

保科宗四郎

あー

保科宗四郎

やっと2人きりになれたなあ、〇〇ちゃん

嬉しそうに微笑む保科

〇〇はへらり、と下手くそな笑顔を見せて言った

〇〇

アーー

〇〇

ワタシモ、ヨウジガアルノデコレデ

〇〇

デハ、シツレイシマース

保科宗四郎

ちょ、待ちいや!

〇〇の手首をがしりと掴む保科

保科宗四郎

なんなん?照れとん?((ニヤ

保科宗四郎

あの日から、僕と会わんようにしとるやろ

〇〇

そ、そんなこと…………

〇〇の顔をじっと見つめる保科

〇〇

そんなこと……

保科宗四郎

ん?((ニヤニヤ

〇〇

…………

〇〇

ありますよ、!

〇〇

だって異性と付き合うの初めてなのに、!

〇〇

どんな顔して会えばいいのか分かりませんよ!

〇〇は顔を赤くして言った

その言葉を聞いて、保科は満足そうに頷く

保科宗四郎

そうかそうかァー

保科宗四郎

照れてたんやな

〇〇

!!!

〇〇

照れてません!!

保科宗四郎

強情(笑)

もうなんなんですか!と喚く〇〇

そんな〇〇を保科は愛しそうに見つめた

そして、抱きしめる

〇〇

ちょ、……!?///

〇〇

は、離して下さい、!///

〇〇

近いです……!///

保科宗四郎

ははっ

保科宗四郎

なあ、〇〇ちゃん

保科宗四郎

僕と、デート行かへん?

〇〇

え……?

続く

この愛は僕だけのもの。

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