語り手
これは、本当の話です
語り手
昔旅行に行った帰り車で帰ってる時です
語り手
お父さんの運転で帰っていました
語り手
お母さんも子供たちも寝た時
語り手
急に
語り手
語り手
ドンドンドンドンドン!
語り手
とボンネットを誰かが走るような音がしました
父
なんだこれ?
お母さんがその音で目を覚まし
母
えっ、なに?
父
わかんない
語り手
それでも帰るために走りました
語り手
音はずっと響いたまま
語り手
ドンドンドンドンドン
語り手
と繰り返していました
その時です
語り手
お母さんがミラーを見ると車の後ろの方に白い手が写っていました
母
ねぇ、一旦止まろう
父
そうだな
語り手
となり車を止めようとしました
コンビニにつき
語り手
塩を買って
語り手
車にかけました
父
これで大丈夫やろ
母
母
うん
語り手
そして車を走らせました
語り手
音はやんで普通に走ってた時です
先が光っていました
父
ん?あれは、
母
事故?
語り手
乗用車とトラックの衝突事故がありました
語り手
その時お父さんは
父
良かったな
母
えっ?
父
父
あれがなければ
父
事故に巻き込まれてた
語り手
という。
語り手
私がまだ小学校に入らない時のお話でした
語り手
ちょっとした変化でも何かを伝えようとしてるのでもっと注意深く
語り手
幽霊が何を表しているのか知ることが大事ですね
語り手
事故に巻き込まれていたら
語り手
家族全員が即死だったでしょうね