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信じてほしかった。

16 - 第15話 唯一の光に縋って

♥

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2024年04月21日

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※今回の物語からskfnが出てきます

ふらふらと、歩く

行く宛てなんてどこにもなくいけれど

悲しさを紛らわすために足を動かし続ける

その時ふと、路地裏が目に入る

H.

1回、あそこで休憩しよう……

僕は、静まり返った真っ暗な

路地裏の奥の方で座り込んだ

H.

結局、1人になっちゃった……、

H.

ッ……どうしてこうなったのかな、

そんな言葉とともに、ふっと自虐的な笑みを零れた

もはや、泣く気すら湧いてこない

僕は壁によしかかり、目をつぶる

どれだけ悩んで、苦しんでも結局は何も報われない

自分が自分であり続ける理由も

生きている意味ですらも、もうわかんなくて……

そんなことなら

もういっそ、何もかも捨ててしまいたい

でも、そんなことが僕に許されるはずもないから

だから、せめてッ

今、眠ったままもう目覚めなければいいのに

そんな、遥か遠いい夢をみる。

あれから、何日立っただろうか

目が覚めては、今日がまた来ちゃったんだって絶望して

寝る時は、終わりを望んで

また、絶望する

そんな、意味の無い日々の繰り返し

H.

僕はいつまで、頑張れば……ッ

土砂降りの雨が肌を打ち付ける

僕が家を出いて行ったあの日と同じ雨

ふいにぐらっと視界が傾きその場に倒れる

H.

あ……、

起き上がろうとしても上手く体に力が入らない

そういえば、ご飯とか食べてなかったなぁ

なんて、他人事のように考える

H.

……

だんだんと遠ざかる意識の中で

もういいやって諦めている自分がいた

もはや、ほとんど意識落ちかけた時

誰かが、僕に近づいてきた

S.

ほとけ、くん……?

L.

えぇっと……

H.

大丈夫か?

H.

あっ、すちくん……

H.

それに、らんくん、暇72くん……

戸惑う僕の事情を何となく察してくれたらしい

S.

俺ん家おいで、

すちくんがそう言ってくれた

行く宛てがなかった僕は

すちくんの家に行かせてもらうことにした

H.

ほとけくん、ここが俺の家だ

S.

いや、俺のだわw

L.

勝手になつんちにすんな!w

すごく賑やかだった、羨ましいくらい

なんで、3人で住んでるんだろって疑問に思ったけど

それは今度、聞くことにした

L.

そういえば、ほとけくんってお腹すいてない?

S.

あっ、オムライス食べる?

H.

え、えぇっと……

あんまり、食欲ないんだよな、、

H.

すちのオムライスがちで上手いから食った方がいい!!

H.

じゃあ、少し...だけ

そこまで、言われて断るのもなんだか

申し訳なくて、少しだけもらうことにした

S.

うん、わかった
用意するね

S.

どうぞ〜

コトっと出来たてのオムライスが机に置かれる

H.

いただきます……

H.

あっ、おい...しい……

すちくんの作ったオムライスは暇72くんの言った通り

すごく美味しくて、暖かくて……

H.

ぅ"……あポロポロ

抑えようと思っても、なぜか涙が止まらない

そんな、僕の頭をすちくんは

優しく微笑みながら撫でてくれた

こんな風に誰かに優しく笑いかけて貰ったのいつぶりだろう

そう思うと、また涙が止まらなくなった。

リリン

今日も見てくれてありがとうございます.ᐟ‪

リリン

最近コメントがたくさん来るようになって

リリン

嬉しい*( ᐛ )وアハッ

リリン

↑学校の課題に追われすぎて頭おかしくなってる

リリン

じゃあまた次回の投稿で.ᐟ‪

𝐧𝐞𝐱𝐭…♡800

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