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実は…終盤かと思えば残り小説75ページくらいあります←
あとついでに後日談を語るために2巻(緑のヴィーゲンリート)の終盤部分もやりますので…終わるのいつだろ⬅️
とまぁ話はこの辺にしまして、
注意事項は主にあらすじ参照です。
本編NEXT
♠ MEIKO side ~イレギュラー王宮内「鏡の間」にて~
鏡の間。そこに飾られた絢爛豪華な調度品は 「悪ノ王子」の虚構の栄華の象徴である。
Meiko.
仮面の少女(クローバー)
彼女の隊には裏手に回ってもらい 家臣たちの退路を断つ。
そして、私は正面から突入し、 悪ノ王子達を…あの兄弟達を探す!!
Meiko.
私の言葉が聞こえなかったかのように 当たりを見渡すクローバー。 そして彼女は私にこう問う。
仮面の少女(クローバー)
Meiko.
仮面の少女(クローバー)
Meiko.
クローバーは自分の手勢を引き連れ、場を離れる
王子たちはこの鏡の間にはいなかった… だとすれば、3人の居場所として考えられるのは さらに奥の音の間か、彼らの個室か
まずは音の間に行こう。 私がそう仲間を引き連れて歩もうとした時だった
使い回しキャラ
いつの間にか、奇妙な形の剣を構えた人物がいた。 女性の様な端正な顔立ち、紫色の頭髪… クローバーから聞いていた情報を一致する。 またもや最悪の相手に遭遇してしまったみたいだ。
Meiko.
使い回しキャラ
Meiko.
使い回しキャラ
よほど戦い慣れているのか、 それとも舐めているのか、 余裕しゃくしゃくと言った感じだった。 私と、手勢の兵たちは剣を構える。
Meiko.
使い回しキャラ
ガストが手を上げると、数名の騎士達が部屋に 突入してくる…迂闊だった。 私たちは完全に囲まれた形となる。
しかもその彼らは見知った顔の_父の元部下たち。
使い回しキャラ
使い回しキャラ
微笑するガスト…出来れば彼らとは 戦いたくなかった。私を娘のように、妹の様に 可愛がってくれた人達。だけど、彼らは… いかなる君主達であろうとも、最後まで 忠義を尽くす…それが役目なのだ
Meiko.
私たちはガストに、親衛隊に飛びかかって行った
⚂ Sho side ~イレギュラー王宮内「王子の部屋」にて~
3人で王子の部屋に行くと、王子達は 窓の下を眺めていた。
Sho.
Hotoke.
Yusuke.
「そっか」と言ういむくんの 表情は今まで見たことがない 悲しけに笑うような表情だった。 しばらく僕ら6人の間に沈黙が流れたが、 やがて、ないちゃんがぽつりとこう呟いた
Naiko.
その声は弱く、 今にも泣きだしそうに震えている。 それでも無理して笑おうとする彼を 見ているだけでも辛い。
そこにはもう、 僕の知る『悪ノ王子』の姿はなかった。 ただ怯えた、可哀そうな少年達。
Liura.
If.
3人が懸命に涙をこらえているのがわかる。 強い王は、人に泣き顔を見られてはいけないのだ。
…それでもないちゃんの場合はミク王女に 結婚を断られた時は我慢出来ずに泣いてたけどな
Naiko.
悠くんはまろちゃんの手を、 りうちゃんは、ないちゃんの手を、 そして僕はいむくんの手を… 両の掌でそっと包み込む。
Hotoke.
Naiko.
彼らの手の震えが止まる。 そして、まろちゃんが口を開く。
If.
Yusuke.
If.
Naiko.
Hotoke.
Hotoke.
僕らがまだ6人兄弟だった時の呼び方、 それが一瞬口をついて出そうになる。 だけど今はそれを我慢して
Sho.
Hotoke.
Naiko.
If.
僕はちらっ、とりうちゃんと悠くんに アイコンタクトをし、小さく頷き合う。 王子達は僕らの様子に頭に?を浮かべていた。
大丈夫、大丈夫や。僕らで君達を守ってあげる。 決して死なせたりなんかしない。 僕はいむくんの手を、握りしめ、こう言う
Liura.
Naiko.
Yusuke.
君達を守るためならば、僕らは…!!
Sho.
_「今度は僕らの願いを聞いてくれませんか?」