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NEXT本編
♠ MEIKO side ~イレギュラー王宮「音の間」にて~
親衛隊との死闘は続いていた。 一人、また一人、同胞が倒れていく。 だが相手の数も確実に減ってきている。 このままいけば、多分…私たちの勝ちだ!
だけど…一番の問題はこの男、 ガスト=ヴェノムだ。 剣の速さが尋常じゃない。実際のところ、 こっちの被害はほぼ彼の手によるものだ。
使い回しキャラ
ガストが倒れていた親衛隊の身体を踏みつける。
使い回しキャラ
Meiko.
私の叫びを受け、ガストがこっちを向き、 その顔に薄ら笑みを浮かべる
使い回しキャラ
ガストが私の方に剣を向ける
_私は勝てるの?この化け物に
そう心に迷いが生じたのと同時に
シュヒンという風の切る音が聞こえ、 私はとっさに後ろに身をそらす。 すると眼前の何かが舞っていた。私の前髪だ。
危なかった。あと一瞬かわすのが遅ければ、 私の首は胴体とお別れしていたことだろう。
使い回しキャラ
次々と襲いかかってくるガストの刃。 私はそれをかわし続ける…というよりも かわすのが精一杯だ。 とても反撃する余裕などない。 紙一重でかわすたび、赤い鎧に傷が刻まれていく。父さん、父さんならこんな時、どうするの?
刹那、私は父さんが酒の席で話してくれた、 ある強敵との決闘の話を思い出した。 父さんが今までの戦いの中で、 最も苦戦した相手…
Kaito.
ガストは薄笑いを浮かべながら、 連続で剣をふるう。遊んでいるのか? …違う、壁際に追い込もうとしているんだ。
Kaito.
ガストが突如、剣をふるう腕を止める。 疲れたのか? とにかくチャンスだ! 私は反撃に転じようとした。
…が、それは罠だった。 私の攻撃をひらりとかわすと 顔めがけて横なぎに剣をふるってきた。 それを私は避けようとする… が無理、かわしきれない!!!
Kaito.
シュパン、という音が聞こえた。 それは、何かが切れる音。今度は髪の毛ではない。 私は避けようとした時の身体の勢いを利用し、そのまま宙返りをした。そしてガストと距離をとる。
目の前が真っ赤に染まり、 そして暗くなる。まさか、目を…斬られた? ダメだ、目を開けていられない!
this is MOB
Kaito.
落ち着け。私、目が駄目なら、 耳を使え。音を、あの音を聞き逃すな
Kaito.
_シュヒ… 風を切る音が聞こえた瞬間、 私は体を前のめりに倒す。
ヒュッとガストの刃が空を切る音が聞こえる。 そして、体を倒した勢いのまま、 ガストめがけて…思い切り剣を横にないだ!
使い回しキャラ
剣が何かに触れた感触と共に、ガストのうめき声が聞こえた。
視界がぼんやりとだが、開けてきた。 どうやら斬られたのはまぶただけだったようだ。
目の前の男が「見事だ」とそうつぶやく。 よくは見えないが、 その声からガストだと判断できる。 私はとどめを刺すべく、剣を振り上げた。
使い回しキャラ
Meiko.
ガストは、鎧の紋章へと目を向けると 一瞬動きが止まった。そしてこう呟いた
使い回しキャラ
ガストはかすかに笑った…ように見えた。
Meiko.
使い回しキャラ
Meiko.
使い回しキャラ
ガストは懐からなにやら袋を取り出した
使い回しキャラ
私はガストに向けて剣を振り下ろした。
使い回しキャラ
Teto.
テトの声が聞こえる。 どうやら庭園の方も、片がついたようだ。
Meiko.
Teto.
Meiko.
テトは私の足元にある死体に気がついたようだ。
Teto.
Meiko.
最後は、父さんに助けられた。 まだこっちには来るなってことかな。
Teto.
この子は昔から変わらない… ただ、馬鹿力だとは思っていたけれど、 あんな大剣を振り回すほどとはね…。
Meiko.
Teto.
あのマリアムを退けたのか… 彼女も相当なものだ。
使い回しキャラ
この野太い声はヨークのものだった
使い回しキャラ
Meiko.
使い回しキャラ
…ならば、王子たちはまだこの王宮の どこかにいるということか。 そして悠佑も、初兎も、りうらも。
Meiko.
立ち上がろうとする私を、ヨークが制止した。
使い回しキャラ
Teto.
使い回しキャラ
Teto.
視界が悪いせいでわからなかったが、 テトもかなり怪我をしているようだ。
Meiko.
this is MOB
兵を率いて奥へ進もうとするヨークに対し、 テトが彼に声をかける
Teto.
使い回しキャラ
Teto.
Teto.
ヨークは無言で、王宮の奥へと向かっていった。
ヨークと別れて間もなく、 王宮内の『音の間』で、王子達を捕らえたとの 報告が入った。私は目の応急処置をすませ、 仲間の手を借りて、急いで音の間に向かった。
使い回しキャラ
部屋に入るなり、ヨークに怒られてしまった
Meiko.
使い回しキャラ
私は目を凝らしてみた。ぼやけてはいるが、 部屋の中央に数人の兵士と、 3人の王子らしき姿が見える。 だが…顔までは、はっきりと見ることはできない。
Meiko.
使い回しキャラ
Hotoke.
私とヨークが話していると、 突然、水色髪の王子…ほとけ王子が暴れ出した。 兵士たちがあわてて押さえつける。
使い回しキャラ
ヨークは呆れている様子である
使い回しキャラ
ヨークが差し出した手を王子はバチンとはねのけ、 王子はこう叫んだ。
Hotoke.
ちょっぴりお久しぶりです。
テストに追われまくってました。 すごく忙しかったです(By受験生)
まあ理科のオームの法則とかわけわかめで死んだわけですが
ついにここまで来ましたよ…次は4章ですわ…
…あと何話かかるんだろう⬅️