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ライ
renn
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凛香
千ト
右手
左手
仁
まどか
健三
誠一
杖道
瑠衣
凛香
僕の幼少期はあまり良いものではなかった。
千トの祖母
千トの祖父
幼少期の千ト
僕のお父さんとお母さんは僕の“読心”のせいで周りから噂され、耐えきれなくなって自〇した。
幼少期の千ト
千トの祖母
それからは僕の祖父母にあたる人に引き取られた。そこでの暮らしは、はっきり言って良いものではなかった。家の特徴を一つ挙げるとしたらゴミ屋敷だった。
千トの祖父
千トの祖母
幼少期の千ト
祖父母の家では殴る蹴るは当たり前だった。時にはワイン瓶で頭を殴られたこともあった。でも“お仕置き”よりはマシだった。
千トの祖母
千トの祖父
“お仕置き”と言うのは専用の部屋に閉じ込められて、痛めつけられる事だった。
お仕置き部屋は地下にあった。声が漏れないようにと。
千トの祖母
幼少期の千ト
千トの祖父
お仕置きにもいくつか種類があって、例えば、カッターで切られたり、ハンマーで殴られたり、タバコを押し付けられたり。ひたすら殴られたりする日もあった。
千トの祖母
千トの祖父
幼少期の千ト
今日はタバコの日だった。タバコの押し付けは僕がお仕置きの中で1番苦手な奴だ。
千トの祖母
幼少期の千ト
千トの祖父
千トの祖母
幼少期の千ト
そんな声を引き裂くように鳴った音
ジューーー
幼少期の千ト
僕の声にならない声、肉を焼くような音、皮膚が焦げる匂い、そして祖父母の楽しみ笑う声。このすべてが嫌だった。
幼少期の千ト
これをやられている最中にカッターで切られたりする時もある。だけど痛みは感じない。タバコのほうが何万倍も痛いから。そんな事を考えていたら、また他の箇所にもつけられるの繰り返しだった。
幼少期の千ト
お仕置きが終わった。僕を散々痛めつけ、機嫌が良くなって高笑いをしながら帰っていく祖父母を見つめ、今日も生き延びた事に安堵の涙を流した。
幼少期の千ト
このお仕置き制度が始まったのはつい最近だった。ずっとこんな地獄みたいな日々が続いていくと思っていた。そんなある日
祖父母が亡くなった。脳梗塞だった。
幼少期の千ト
親戚A
親戚B
親戚C
祖父母は外面がよかった。端から見たら“仲良し家族”だった。だから僕が涙を流している理由も悲しいからに見えてしまう。けど違う。僕は安堵の涙を流してるんだ。
幼少期の千ト
やっと辛い日々から解放された……はずだった。
僕は養護施設に預けられた。僕の異能のことを皆知ってるから、引き取りたくなかったんだろう。
幼少期の千ト
児童A
児童B
幼少期の千ト
児童C
幼少期の千ト
先生
児童A
先生
養護施設での暮らしも良いものではなかった。皆僕の噂を知っているから、児童どころか先生でさえも僕に関わろうとはしなかった。そんなある日、僕を引き取ろうとしてくれる人たちが来た。
??
???
先生
??
???
先生
凛香
千ト
右手
左手